金曜日の逆襲未遂
毎週金曜日、雑誌の大量入荷がある気がする。
コロコロ、ぷっちぐみ、赤ちゃん、四季報、
エトセトラ、エトセトラ。
車中のとも。
岡崎武志『女子の古本屋 (ちくま文庫)』(筑摩書房)
海月書林、市川慎子さんのとこ読み出した。
なんというか、偉人の伝記を読んでいるような興奮。
「海月書林」がばらまいた菌は、みるみるうちに全国の文科系女子のあいだに感染し、海月のようにふわふわと古書世界を漂うようになる。窓は相変らず小さいままだったが、彼女が開いた空間は、これまで誰も見向きもしなかった、まったくあたらしい、花も実もある地平だったのである。(p.43)
今日は、注文していた『本の逆襲』*1が入荷していたのだが、
いろいろなトラブルに疲弊しきって、買えないまま、帰った。
今夜は、家でケーキが待っているのだ。やれ、急げ。
駅まで走って帰る途中、メールに気づいた。
すべからくさんが、近くにいたらしい。
すぐに電話するも、今日は会えず。無念。
帰宅するとずいぶんとごきげんな娘。
父親が帰ってきたらプリンを食べていい、
と言われた直後に現れたからだそうだ。
*1:内沼晋太郎『本の逆襲 (ideaink 〈アイデアインク〉)』(朝日出版社)