ふいに出会ったあなた

車中のとも。
椎名誠活字のサーカス―面白本大追跡 (岩波新書)』(岩波書店

何の予備知識もなしに、書店でふいに出会った一冊の本を、いきなりすぐ買ってしまう、ということが何ヵ月かに一度ある。(p.110)


ぼくの場合、たいていは欲しいなぁ、と思っている
いくつもの本たちの中から、お金が許す範囲で、
ェィと言って買っている。引用したような体験は、
1年に1度、あるかないかのような気がする。


あ、いや、古本屋さんなら、あるわいな。
新刊書店では、そういう買い方は少ないな。


ところで、この文章から始まる「知の天動説」という章は、
読み終えて、恐ろしさに震えてしまった。浦沢直樹の、
『20世紀少年』のことを思い出したりもした。