生半可な回復
まだ咳が残っている。なかなか、
完治というのは手に入らないものなのね。
仕事を終えて建物を出ると、夏の夕方のような空気。
非常に幸せな気持ちになる。天気や季節というのは、
こんなにも気分を左右するものなのだ。
病に苦しんでいるときは、じっとして、
いつかまた、晴れやかな気分になれる、
そう信じてこつこつと時を重ねるのみ。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
酒井順子『女流阿房列車 (新潮文庫)』(新潮社)
アレクサンドラ・ホロウィッツ、竹内和世『犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること』(白揚社)
武藤康史の「『明解』系国語辞書六十年小史」を読み終えた。
途中、いろいろな引用に頭が迷子になりながらも、
「明解系」の国語辞書の歴史を楽しむことができた。
資料として紹介されるエッセイの中に登場する辞書、
というのがけっこう面白い。
最後に、文献紹介がまとめてしてあった。
気になったものをいくつか。
岩波新書編集部『辞書を語る (岩波新書)』(岩波書店)
柴田元幸『生半可な学者―エッセイの小径 (白水Uブックス)』(白水社)
図書情報館から、留守番電話が残っていた。
だから、昨日お休みだったんだってば。