本屋はもう失われてしまった
ちょっと間があいてしまったので、
もう読み継げないかなぁとも思っていたが、
案外、すーっと入っていけた。内田樹の文章が、
読み直してすぐに現れたのも助かった。
何かが存在することを人に信じさせるもっとも効果的な方法は「それが存在する」と声高に主張することではない。「それはもう失われてしまった」とつぶやくことである。(内田樹「白川先生から学んだ二三のことがら」p.203)
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
『ダ・ヴィンチ 2012年 12月号 [雑誌]』(メディアファクトリー)
いとうせいこう、奥泉光、渡部直己『小説の聖典(バイブル) ---漫談で読む文学入門 (河出文庫)』(河出書房新社)
松本清張『岡倉天心 ---その内なる敵 (河出文庫)』(河出書房新社)
酒井駒子『はんなちゃんがめをさましたら』(偕成社)
梅原猛『葬られた王朝―古代出雲の謎を解く (新潮文庫)』(新潮社)
長宗我部友親『長宗我部 (文春文庫)』(文藝春秋)
佐野洋子『あっちの豚こっちの豚』(小学館)