始まりの本棚

珈琲と雑貨と音楽と―鎌倉のカフェから“好き”をかたちに


中目黒駅前図書館にゆく。
あいかわらず、ワクワクさせてくれる。
図書館独特のカテゴリーわけによって、
意外な本の並びが出現していて面白い。


気になった本。
馬場あき子『風姿花伝 (同時代ライブラリー―古典を読む (272))』(岩波書店
原ちず子、はらたいらはらたいらに 全部』(アスコム


借りた。
堀内隆志『珈琲と雑貨と音楽と―鎌倉のカフェから“好き”をかたちに』(日本放送出版協会


続いて、cow books*1 へ。案外、駅から遠い。
さすがにもうだいじょうぶだが、しばらくは、
川沿いの道を歩きながらずーっと不安だった。
「もう、なくなっちゃってたりして」みたいな。


店内の本は、総じて高価だ。近くにブックオフがあることを思うと、
あぶら汗が出てくるような。「向こうなら、100円だ」とか。
けれども、今日、ふっと、「安けりゃいいってもんじゃないのか」
と思った。これらの本に対してcow books が(松浦弥太郎が)、
「このくらいの価値があるだろ?」と宣言しているのだね。


ポール・オースターや堀江敏幸の単行本が千円以上の値段で
こうして書棚に並んでいるというのは、素晴らしい光景だと思う。
「きどった値段をつけてるんじゃないよ、均一、均一」という
人たちがいる、そういう気持ちを僕も持っている、ということと、
矛盾しない。本のある風景の、豊かさよ。*2


ガラスの棚にあった、「セレンディピティ書店のBOOK RACK」*3
のエピソードが良かった。欲しくなったよ。いつか、
僕が書店をすることがあるなら、この本棚から始めてみようか。


気になった本。
長新太ブツブツとうさんほらふきノート (1973年)』(晶文社
植草甚一対談植草甚一』(晶文社
植草甚一退屈の利用法 (1982年)』(晶文社
イメージの冒険〈2〉絵本 (1978年)』(河出書房新社


購入。ブックオフ中目黒駅前店。
マルセ太郎芸人魂』(講談社
清水克彦『ひねり出す時間術―30分ジグザク仕事術 (角川oneテーマ21)』(角川書店


帰りしな、マスターキートンを立ち読み。
ああ、東欧史、勉強したいなー。


読了。(立ち読み、スマン)
勝鹿北星浦沢直樹MASTERキートン (3) (ビッグコミックス)』(小学館
勝鹿北星浦沢直樹MASTERキートン (5) (ビッグコミックス)』(小学館

*1:http://www.cowbooks.jp/newtop.html

*2:とか言って、けっきょくcow books では何も買ってない。

*3:PRODUCTS>DISPLAYS>Book Rack:http://www.cowbooks.jp/newtop.html