新書を愛する女がいた
バイト前に、実に久しぶりに流水書房広尾店に寄る。
わずか、10分足らずの滞在であったが、
ワクワクさせてもらいました。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
長谷川高『家を借りたくなったら』(WAVE出版)
ピーター・オプスヴィック、島崎信、豊田成子『“座る"を考えなおす (GAIA BOOKS)』(産調出版)
バイト後は、今日こそゆっくり、
青山ブックセンター六本木店。
店内には「本と冒険2010 一歩前に出る年へ」
という看板が。一歩前へ。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
原田泉、山内康英、国際社会経済研究所『ネットの高い壁―新たな国境紛争と文化衝突』(エヌティティ出版/NTT出版)
羽根田治『山の遭難―あなたの山登りは大丈夫か (平凡社新書)』(平凡社)
原章二『マラソン100回の知恵―サブフォーをめざす市民ランナーへ (平凡社新書)』(平凡社)
森稔『ヒルズ 挑戦する都市 (朝日新書 200)』(朝日新聞出版)
柴田元幸:編訳『燃える天使 (角川文庫)』(角川書店(角川グループパブリッシング))
内田樹、平川克美『東京ファイティングキッズ・リターン―悪い兄たちが帰ってきた (文春文庫)』(文藝春秋)
遠藤展子『藤沢周平 父の周辺 (文春文庫)』(文藝春秋)
内田樹『邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)』(バジリコ)
『マラソン100回の知恵』プロのマラソンランナーでない、
「素人」のランナーで、しかし100回以上もフルマラソン完走している著者が、
フツーの人のためにマラソンについて書いた本。なるほど。気になる。
『燃える天使』こいつは『僕の恋、僕の傘』の文庫化。*1
購入。ABC六本木店。
渡邊十絲子『新書七十五番勝負』(本の雑誌社)
柳澤大輔『アイデアは考えるな。』(日経BP社)
『新書七十五番勝負』買おうかどしよか迷っていて、
もう一度、中身をあらためる。扱っている新書は、
ほとんど読んでいないどころか手に取ったこともなく、
せいぜい、書名は見覚えがある、といった感じ。
全然知らない新書も、何冊もある。
「時をかける本―――新書のなかの新書」を、
まえがきくらいに思ってぱらぱらしたが、
思いがけず長い引用などもある、濃厚な、
「新書愛」が綴られていた。
飛ばし飛ばし読んでいても、著者の並々ならぬ熱量が、
ページから迫ってくるようだ。しかも取り上げているのが、
1974年に出た中公新書『日本の森林』。シブイ。*2
著者が読んだのは、これの1999年の復刻版という。*3
目先の売上をつかむことにきゅうきゅうとしている新書より、未来の日本人との出会いを思い描いている新書が読みたい。(p.24)
熱いなぁ。あとがきも読む。店によって、輝く新書が違うとな、
わかるわかる。そして、末尾に。
「新書大好き。」
あああ。
渡邊十絲子に負けないくらい新書を好きになりたい。