つながっていたい

夢で逢えたら


初めて、ブックオフで買取をしてもらう。
ダンボール一箱。690円。690円か。
値段がつかなかった本が、半分くらい。
かといって、どこか古本屋に当てもなく。


雷の音を聞きながら、車で帰ってくる。
本を処分することについて、ちょぼちょぼと考える。
穂村弘現実入門』(光文社)は、
処分しなかった。まだ、読んでいなかったから。


読んでみる。面白い。穂村弘、読んでしまっていた一冊は、
処分してしまった。あれには、値段がついたことだろう。
誰かが、買って読むのだろうか。美本だよ。
ほむほむの、すてきなエッセイで、幸せになるといいよ。


読了。
齋藤孝梅田望夫私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)』(筑摩書房

梅田 人間って案外、小さなことで幸せになれる。朝起きたときに、そのブログに、「この本を読んで感動した」と書いてあった。「じゃあ、私も買いにいってみよう」。それだけでずいぶん人生は潤う。そういうことが、現実におきているんですね。(p.157-158)


齋藤ばなれが進んでいた僕ですが、ひさびさに彼のことばに触れて、
しかも梅田望夫との対談ということで、だいぶん灰汁が抜けていたのか、
あー、もう一回、齋藤孝を読んでみようかな、と思った。
・・・いや、これ、何年か前にも言ったなぁ。


うめもちさんの本は、実はまだ読んだことがないのだが、
前に、店長が朝礼で『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)』を薦めていたっけ。
積んではいるのだ。どこかのダンボールに入っているのだ。
読みたくなってきたぞ。*1


忘れられることを思って、痛みを覚えた。
そしたら、このひとたちの歌を思い出した。
雨ふらしカルテット、葛西孝道『夢で逢えたら

もう、君はほかの誰かと
君はほかの誰かと幸せになるって
もう、僕の事は忘れて
僕の事は忘れて 僕が憶えているから
「黄昏の唄」


購入。
鈴木康之『名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)』(日本経済新聞出版社
野口吉昭『コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書)』(PHP研究所
大内範行、できるシリーズ編集部『できる100ワザ Google Analytics SEO & SEM を極めるアクセス解析ノウハウ』(インプレスジャパン)

*1:梅田望夫,My Life Between Silicon Valley and Japan:http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/