2008-06-29 帰れないひとり 読了。 角田光代『何も持たず存在するということ』(幻戯書房) 読売新聞に寄せた直木賞受賞のことばを読んで、 車中で泣きそうになる。お父さんもお母さんも、 亡くなってるのね。あぁ、光代! ひどい土砂降りに、げんなり。 しかも、借りた傘を駅に置いてきた。 いったい、僕はどこへ帰ったらいいんだろう。