いつどこにいようと俺。
車中のとも。
長塚京三『私の老年前夜』(筑摩書房)
『僕の俳優修業』もよかったが、
こちらもよいです。使う言葉の難しさが、
なんともいえず、味わい深い。
幻惑されてるだけかもしれないが。
たまの役者、というものもないのだ。演技の場にいるばかりが役者ではない。いつどこにいようと、世界が看過してはならぬ一瞬一瞬の機微に満ちている限り、そこが役者の、不断の創造の源泉でなくて何なのだ。役者としての覚悟は、むしろ演技の場以外で培われることのほうが多いのだ。(p.54-55)
購入。
『OZ magazine』5/26、6/9合併号「カフェでひとやすみ」(スターツ出版)
遠藤周作『勇気ある言葉 (集英社文庫)』(集英社)
集英社文庫の「名作復活」という商戦に乗ってみた。*1
「創刊1977年からのベストセラーを毎月紹介。」ということで、
あたしの生まれた年の、こいつを買いましたの。
『オズマガ』は、カフェ特集。あまたあるカフェ本をスルーしてきたのに、
なぜゆえにこいつを買ってしまったのか・・・。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
美術手帖編集部『美術手帖 2008年 06月号 [雑誌]』(美術出版社)
長谷川洋子『サザエさんの東京物語』(朝日出版社)
桐野夏生『東京島』(新潮社)
柴田元幸『それは私です』(新書館)
『美術手帖』特集は、「京都アート探訪」。