朝刊を朝に読む。 - とり、本屋さんにゆく

毎日新聞の書評。
遠藤誉『中国動漫新人類 (NB online books)』（日経BP社）
発売当初、装丁がきれいだったのも手伝って、
経済書の元棚と新刊台と二箇所で平積みしたものの、
期待したほどは動かなかった記憶がある。

今回、養老孟司の書評を読んで、もっと売れてもよかったのに、
と思った。「反日」と「日本動慢大好き」との両立。気になる。
あまり歴史や社会に関心を持たないあたしであるけれど、
ごくごくたまに訪れるこういう好奇心の芽生えを大切に。

柴田元幸による、藤本和子著の三冊紹介。
しまった、また三冊か。療養中なのに・・・。
『芝生の復讐 (新潮文庫)』気になる。

いしかわじゅん『漫画ノート』（バジリコ）
「各漫画家の来歴や人となり、何を描こうとしているかを、
漫画史や社会状況を織り交ぜて率直に書いた」
マンガが面白ければいい、とも思うけれど、舞台裏も気になる。

他に気になった書評本。
ジェフリー・ムーサス『「縁側」の思想』（祥伝社）