2006年ベスト5

2006年ベスト5はこちら!
池波正太郎鬼平犯科帳シリーズ』(文春文庫)
勝山康晴コンドルズ血風録!―栄光に向かって走る あの列車に乗っていこう』(ラピュータ)
伊藤礼こぐこぐ自転車』(平凡社
ケストナー、丘沢静也『飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)』(光文社古典新訳文庫
・デビッドアレン、David Allen、田口元『ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則』(二見書房)


2005年の『深夜特急』に引き続き、2006年もシリーズものがランクイン。
ほんとは、読み終えてしまいたかったんですが、間に合わず。
年末のスピードといったら、ないね。師走、おそるべし。
『コンドルズ血風録!』は、初読が6月だったかな。はてなに書かなかったのです。
僕にとってコンドルズ元年となった昨年、これは外せません。一気に読んだよ。


さてつづいて、『こぐこぐ自転車』。昨年は引越しをして実家を出たわけですが、
自転車に乗りたい!とばかりに自転車本を読み漁りました。中でもこの一冊。
なんといっても伊藤先生の、年齢を感じさせない自転車熱に、
勝手に自分の老後を重ね合わせて安心したりして。
飛ぶ教室』は、あっちゅうまに読んでしまったので、
ちょっと入れるのに躊躇したのですが、あの涙の熱さはちょっと、
振り切れないな、と。少年時代の思い出と、ともだちと、
大切にしたいという、希望であります。


下半期はビジネス書を読みまくりでしたが、振り返ってみるに、
ビジネス書熱が高まったのは『ストレスフリーの仕事術』が始まりかと。
なぜだか、ときどきかばんに入れてしまうしね、今でも。


新装版 鬼平犯科帳 (15) (文春文庫)
コンドルズ血風録!―栄光に向かって走る あの列車に乗っていこう
こぐこぐ自転車
飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 




さて、そのほかの本についても簡単に振り返ってみます。
ええ、村上春樹の読んでいなかったやつを読みました。
村上春樹アフターダーク (講談社文庫)』(講談社文庫)
村上春樹海辺のカフカ (上) (新潮文庫)』(新潮文庫
村上春樹海辺のカフカ (下) (新潮文庫)』(新潮文庫
村上春樹村上朝日堂 (新潮文庫)』(新潮文庫


再読もしたね。
村上春樹ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)』(新潮文庫
村上春樹ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)』(新潮文庫
村上春樹ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)』(新潮文庫
村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)』(新潮文庫
村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)』(新潮文庫


こうしてみると、なんか春樹イヤーだったのか?
うー、でも五本の指に入らなかったなあ。うむむ。
自転車本も読みました。


吉田戦車吉田自転車 (講談社文庫)』(講談社文庫)
泉麻人東京自転車日記 (新潮文庫)』(新潮文庫
白鳥和也『スローサイクリング―自転車散歩と小さな旅のすすめ (平凡社新書)』(平凡社新書


文章の面白さ、味わい深さでは、こんな本たち。
平出隆ウィリアム・ブレイクのバット』(幻戯書房
向井透史早稲田古本屋日録』(右文書院)
大竹昭子図鑑少年』(小学館


他人の青春。
足立倫行『1970年の漂泊 (文春文庫)』(文春文庫)
坪内祐三一九七二―「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 (文春文庫)』(文春文庫)
石村博子新・東京物語 (講談社文庫)』(講談社文庫)


ああ、面白かったなあ、2006年の読書。
今年も、たくさん、読みたいものよ。


車中のとも。行き。
デビッドアレン、David Allen、田口元『ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則』(二見書房)
と、いうわけで、今年最初の出勤には、こちらをおともに。


車中のとも。帰り。
池波正太郎新装版 鬼平犯科帳 (21) (文春文庫)』(文春文庫)
帰りは、リラックスで。