東横線うろうろ記

SWITCH Vol.20 No.10 (OCTOBER 2002)


渋谷から歩いて中目黒まで。
コンバインはやっていなかった。*1
ガラスの向こうに見えるテーブルには、
折れた煙草などが乗っている。
もう長いこと営業していないような印象。
諦めてMARGOに行くことにする。


歩いて祐天寺へ。
MARGOはやっていなかった。
隣りの古本屋に入るも収穫なし。
かなり空腹。トイレも近い。


遂に電車に乗って自由ヶ丘へ。
気分に合ったカフェを探すも見つからず。
友人にメールで問い合わせるも、意識もうろう。
ここだ、ここに飛び込もう。ソーダカフェという店に、
降りてゆく、暖房があたたかい、生き返る。


食事をして生き返ったところに、
友人からメール。「ソーダカフェがいいと思う。」
それだ!もう夜だ。外に出ると、暗い。
さっき、かすんだ意識のまま通り過ぎた本屋さんを、
たどりなおす。


東京書房。ブックファースト自由が丘店。
駅のこちら側には来たことがなかったかも。
東京書房はいくつか欲しい本があったけれど、
値段が折り合わず。ブックファーストは、
もう、だいたいどの支店も好きだ、うん。


引き返して踏み切りをもいちどわたって、
西村文生堂へ。おしっこがしたい。今日は寒いからな。


購入。
横木安良夫あの日の彼、あの日の彼女。 1967-1975』(アスコム
さんざん迷った末、「迷うということは買えということだ」と飛び込む。
店主さんに「すぐ売れちゃうなー、昨日入ったばっかりだよ」といわれる。
ご機嫌。


新しくできたブックオフへ、突入。
広いな。1階はCDがいっぱい。雑誌や児童書もある。
トイレにゆこう。トイレは2階。「トイレ貸してください」
と、場違いに洒落たカフェをつっきってトイレへ。
そう、ここのブックオフには2Fにカフェ併設、マジかよ!
そして、トイレから出てきたぼくには、カフェを通る道と、
通らずにブックオフの売り場に直接出る道が示されていた。


直接出た。


購入。ブックオフ自由が丘駅前店。
向田邦子ふたたび (文春文庫)』(文春文庫)
もたいまさこ猿ぐつわがはずれた日 (幻冬舎文庫)』(幻冬舎文庫
吉行和子富士真奈美東京俳句散歩 (知恵の森文庫)』(知恵の森文庫)
岸田今日子冨士真奈美吉行和子ここはどこ―時に空飛ぶ三人組 (文春文庫)』(文春文庫)
中本千晶『ひとり仕事術』(バジリコ)
久恒啓一通勤電車で寝てはいけない!―通勤電車と成功の不思議な法則』(三笠書房
SWITCH Vol.20 No.10 (OCTOBER 2002)』(スイッチ・パブリッシング)「奥田民生2002年のデイ・トリッパー」
Switch 16ー3』(スイッチ・パブリッシング)「奥田民生パフィー vapor tension」