二転三転

しあわせのねだん


連日、友人知人のお誘いを断って養生。
しかし、そういえば代官山ユトレヒトが移転する、
というのを思い出し、ゆくことにする。
しかしツレが用事があって一緒に行けない由。
日比谷線で恵比寿を通過、中目黒に上陸。


中目黒ブックセンターだったか、そんな名前の、
飲み屋街のビルの階段をあがるすごいとこにある新刊本屋で、
『モダン古書案内』(中央公論新社*1を立ち読み。
たらの芽書店の位置を確認。襲撃。


店頭には、雑誌の山。『東京人』がけっこうあった。
ビニール入りで、315円だったかな。
店内にも雑誌が多い印象。あと写真集とかアート系の本が多いかな。
なんか好きな雰囲気。でもなぜかあと一歩で欲しいに至らない本たち。
いやなぜかとか誤魔化しちゃいけない。ちょっと汚れてたり、
その値段では買わないでおくか、と思ったり。など。
それでも1冊購入。
角田光代しあわせのねだん』(晶文社
これ、表紙、いま見たら、油絵なのな。写真かと思ってた。


買えそうで買えないと言えば、cow books 。
やたろーさんは、HPを閉じてしまいましたね。
今回も、和田誠の対談集など魅力的な本がいくつかあったけど、
やっぱり買えずに退散。けっこうお客さんいた。


ブックオフ中目黒駅前店。
これくらい広くなると、単行本はもう見ることができない。
見る前にくたびれちゃうから。文庫、新書を見る。
イマイチ。帰ろうと思ったら、105円のとこで見逃していた一角。
津野海太郎歩くひとりもの (ちくま文庫)』(ちくま文庫
井伏鱒二井伏鱒二対談集 (新潮文庫)』(新潮文庫


車中の供は、図書館で借りているこれ。
フォトグラファーの仕事 (太陽レクチャー・ブック)』(平凡社
佐内正史は、ぜんぜん何を言っているのかわからない。すごいな。
比べて野口里佳はとてもわかりやすいことばを話す。