本を買わない
幸か不幸か、本を買いたい気持ちが、
薄れてきたような気がする。
フォッグがビクター伯父さんの本を、
かたっぱしから読んでは売ってしまうのを読んで、
モノとしての本への感傷をいくらか遠ざけることが
できたのかもしれない。
読了。
『ムーン・パレス (新潮文庫)』(新潮文庫)
それにしても、ばっさり終わってしまうことよ。
続きが読みたい。この世界から、抜け出したくない。
けれどすぐに最初から読み直したところで、
あの興奮は蘇らない。
忘れるまで、さよならだ。
続きましては。
レイモンド・チャンドラー『長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
外国文学を、欲しているのだね。