回復の技法

空腹の技法 (新潮文庫)


祝日。休配。
いつもより少しだけ遅く起きても平気。
何か『問題解決大全』の他にも、コーヒーのともが欲しい。
本棚の前に立ち、パッと手を伸ばした文庫を鞄に入れて、
傘を差して出かける。それほど寒くはない。


電車に乗りこみ、鞄を開ける。
あぁ、ハガキを出し忘れた。いや、雨の中、
なかなかポストの前に立ち止まれるもんじゃない。
そういえば、ポストってば、たいてい屋外にあるね。
屋内にもポスト、あればいいのにね。(ローソンの中にはある)


車中のとも。
ポール・オースター柴田元幸、畔柳和代『空腹の技法 (新潮文庫)』(新潮社)


分からないのに目が離せない文章。「空腹の芸術」読んだ。
「art」の訳語が、書名と文章のタイトルとで、違っている。
これ、2004年に文庫化してるのな。なぜこれまで読んでなかったのか。
ていうか、買ってもいなかったのか。


途中駅で、トーストモーニングとコーヒー。
腹を満たしたせいか、もう『空腹の技法』に手は伸びず、
こないだ書いたブックマップを眺めたり、仕事のことを考えたり。
ミニノートも、新しいのをおろした。ちょっとホッとする時間。
踊り場、だいじ。


コーヒーのとも。
読書猿『問題解決大全――ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール』(フォレスト出版


本も、少し読んだ。こっちの方。
電車も合わせて、「スケーリング・クエスチョン」から、
「二重傾聴」まで。少しずつ、気持ちが回復傾向にある。

わずかに違っているはずの未来を想像することは、どんな変化が改善につながるのかを、当事者に教えてくれる。(p.351)


気になる新刊。
影山ヒロノブゴールをぶっ壊せ - 夢の向こう側までたどり着く技術 (中公新書ラクレ)』(中央公論新社
友田明美子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)』(NHK出版)


パラパラしたら、「スターダストボーイズ」も歌っていた人だった。
影山ヒロノブ、気になる。


雨はやんでいた。
職場近くのポストで父母たちへのハガキを投函。


休配日はなぜかなかなか仕事がはかどらないものだが、
今日は、意外といろいろやれた。たまっていた段ボールも、
いくつも片づいた。うれしい。しかし、そろそろ、
小学準拠セットの足音が聞こえてきた。震える。


退勤後、外に出るとしっかり雨。
最近は、傘を差すと『雨、あんまし降らなくなったよな』と、
希少動物を眺めるような気持ちになる。たまたまかもしれませんが。
農作物に甚大な被害がなければいいのですが。


読了。
読書猿『問題解決大全――ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール』(フォレスト出版


後半に元気をもらえる記述が集まってた感じ。
またアイデア大全のときみたく、ノートに抜き書きしよう。