片岡義男を、もう一篇

コーヒーもう一杯 (角川文庫 緑 371-12)


漠然としたピンチを抱えて家を出る。
何か飲み食いして事態の改善をはかる。


聞き手を探す。「ふさわしい聞き手」とかを探し始めると泥沼にはまるから、
ひとりふたり、思いつきで定めて、あとは、話しかけるだけ。
ポストカード1枚分のカウンセリング。最近10円値上がりした。


62円切手(ダサいデザイン)と、
2円切手も買っておく。


最近、よくハガキを書く相手ふたりのうちの、
ひとりにハガキを書いた。


コーヒーのとも。
片岡義男コーヒーもう一杯 (角川文庫 緑 371-12)』(角川書店


「彼女の林檎」から、「早稲の田に風はほんとに吹いたか」まで。
早稲のタイトルは、なんとなく片岡義男らしくなく感じるが、
どうですか。僕も、モラトリアムを終えて、夕飯の買い物にいこう。
そう思ってから、もう一篇。「七月一日、朝、快晴。円満退社」良かった。