未入荷本のゆくえ

NHKカルチャーラジオ 文学の世界 国語辞典のゆくえ (NHKシリーズ)


ゆうべの夜ふかしが尾を引いて、
目覚めは鈍い、自分への苛立ちを、
子供らにぶつける未熟さがつらい。
自治会の会合などをすませ、出勤。


車中のとも。
木村俊介『漫画編集者』(フィルムアート社)


2章。三浦敏宏「ヤングマガジン」編集部。

自分にとってつまらない漫画を読んだりつまらない映画を観るのもいいって思いますね。アイデアって、ある意味ではつまらないものに触れて『自分ならこうするのになぁ』というものでもあるのだろうから。(p.93)


『アイデア大全』*1のバグリストに通ずる。


飯間浩明NHKカルチャーラジオ 文学の世界 国語辞典のゆくえ』*2の配本がなかった件。
季節が進むごとに基礎英語の配本が減るのと同じ理屈なのだろうか。
7月始まりの番組のテキストは、改めて新鮮な配本をして欲しいなー。


国語辞典好きで、飯間浩明さんアカ(@IIMA_Hiroaki)をフォローしている人でも、
案外、その刊行に気づいてないかもしれない『国語辞典のゆくえ』。
飯間さんアカでも「新刊出ましたツイ」みたいのは見かけなかったし、
たまたま新刊情報を目にしていればともかく、店頭に置いてなければ、
知る機会は減る。置いてあっても辞典売り場でなく、NHKテキスト。


うちの店に配本なかったからって、刷り部数のことを推察する根拠には弱いかもしれんが、
気になる人は、本屋さんはしごするか、取り寄せしてもらうのがよろしかろう。
放送日のあるテキストのこと、書店に陳列される日数も限られがち。
うちは、店分発注して、辞典売り場にも置くつもり。
誰かに、届くといいけどな。


ラジオ聞きたいと思っていながらなかなか聞けていない人で、
かつ辞典好きの人には、ラジオに手を伸ばす絶好のチャンスかと。
僕も聞いてみたいのだけど、30分連続でラジオ聞く環境を整えられるかしら。
ラジオの録音っての、普段ラジオ生活していないとハードル高いよ。どうしよう。
(まぁ、録音したら安心して結局聞かないことにもなりかねない、放送時間中に聞けたらいい)


休配日に遅番勤務。
夏休みドリル売り場の拡大くらいしかできてない。
こないだスナガワさんに聞いた「問い合わせを取りに行く姿勢」を意識してみた。
入れ食いになりそうだったので、わずかな時間しか「開けなかった」のが無念。
帰り、まだ営業している近隣書店を覗くも、『国語辞典のゆくえ』はなかった。
ようやく持ち帰る『類語国語辞典』*3が重たい。


車中のとも。
木村俊介『漫画編集者』(フィルムアート社)


3章。山内菜緒子「ビッグコミックスピリッツ」編集部。

漫画がなくても生きていけるわ、と思われてしまったら、どうなるのか。その時点で、もしかしたら私自身の好きな「漫画」という存在がなくなってしまうかもしれません。そうした危機感を持っていることが、自分の中のモチベーションなんです。(p.121)


漫画と本屋とを置き換えて読む。


重版出来!』についての記述にグッとくる。
結局、マンガは1巻しか読んでない。・・・2巻も読んだっけか?


日付も変わるくらいになって帰宅。
世の遅番書店員は、いつ夕飯を食べているのか。
4時の休憩時に食べたお弁当は、なにごはんにカウントされるのか。


夜ふかしのとも。
トム・レオポルド・岸本佐知子君がそこにいるように (白水Uブックス―海外小説の誘惑)』(白水社


火曜日のとこ、読み終えた。