年度末、だぜ

車中のとも。
片岡義男ラストシーンの出来ばえ (角川文庫)』(角川書店


「フラッシュ・バックを使うな」良かった。
最後の方になって怪談みたいなオチが想像されたが、
もちろん、そんなところにはたどり着かなかった。


「ビールをくれ」を読んでいる途中に、
またもや怪談みたいなオチが想像されたが、
今度はもう少し恐ろしい展開になりそう。
なところで、幼年誌へと駆け出す頃合いだぜ。

「だぜ、と言うのは、やめて」(p.95)


休み明け、幼年誌5月号、ティーン誌5月号、
なかなかのボリュームで、補充発注作業は断念。
そのままずるずると、洟をすすりあげながら、
18時ごろまでずるずると。この時間なら、
しかし、まだ空は明るいのだった。


車中のとも。
片岡義男ラストシーンの出来ばえ (角川文庫)』(角川書店


「私の風がそこに吹く」の途中まで。
しおりはないかとパラパラしたら、レシートがはさまっていた。
フジケイ堂小西店、2015年5月2日。この本は1年近く、
放っておかれていたということになる。


去年、片岡義男の文庫を持って何度かボリクさんに行ったから、
片岡義男の文庫を読むとボリクさんに行きたくなるようだ。
今年はまだ、ボリクさんに行ってない。行きたい。
休みの日、片岡義男の文庫を持って、行きたい。


そういえば、今日で3月が終わりだ。
月末・年度末の作業が特にない私には、ただの木曜だ。
そのことが、どれほど幸福なことかを実感するには、いつか、
地獄のような年度末を体験しなくてはならないのか。


・・・体験したくないな。きっと幸福なんだろう、
というくらいの感覚で、十分ですわ。
平和のありがたみを知るために戦争を始めるなんて、
愚かしいもの。