夏に飛ぶ教室

考える人 2014年夏号


今日は、買ってしまいそうな新刊が出るので、
軽めの本を持っていこう、と朝、時間もないのに、
本棚の前に立つ。ケストナーの、終戦日記にしようと思ったが、
もそっと気楽に読めるのがいいかな、とこいつを。


車中のとも。
エーリッヒ・ケストナー桜井誠、山口四郎『飛ぶ教室 (講談社文庫)』(講談社


作中劇、「飛ぶ教室」のところを拾い読み。
来月、タイムスリップ的な活動を予定しているので、
その研究になるかな、などと。


休憩のとき、友人からメール。
添付されていたのは、市場の古本屋ウララの看板。
あんた!沖縄にいるんですかッ!うらやましかッ!


気になる新刊。
考える人『考える人 2014年夏号』(新潮社)


『考える人 2014年夏号』特集は、「文庫 小さな本の大きな世界」。
目次には、岡崎武志「文庫王三たびあらわる」とある。おおどろぼうかッ!


最近また、退勤時間が遅くなりつつあるのだが、
職場近くの図書館が、19時まで開いているのを知り、
今日は本を買うのをやめて、借りてた本を返しがてら、
何か借りて帰ることにする。


借りた。
桂米朝筒井康隆対談 笑いの世界 (朝日選書)』(朝日新聞社
石原千秋未来形の読書術 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房


帰りも、『飛ぶ教室』、面白い。
ふと、自分が「冬の本」を選ぶなら、
これなんじゃないか?という思いにいたる。