あの日からの本屋

あの日からのマンガ (ビームコミックス)


妻の出勤前に、三人で佐保川べりを散歩。
桜、見事に咲いている。花見の人もたくさん。
妻が仕事に向かった後、そのまま図書館へ。
娘はベビーカーで眠ってしまったので、
ゆっくり棚を見て回れた。


朝日新聞の書評(4月1日)で気になった本。
戸田誠二音楽と漫画と人 (Next comics)』(宙出版


借りた。奈良県立図書情報館。
吉田新一郎『「読む力」はこうしてつける』(新評論


ブックガイド、読みたい本を見つける本、というフェア。
冊子をもらってきた。こうしてリストになると圧巻ですな。


その中で、気になった本。
小川洋子心と響き合う読書案内 (PHP新書)』(PHP研究所


夕方、娘の離乳食を買いに出かけるついでに、
近鉄奈良まで足をのばす。こないだ前を通りがかって、
入らなかった本屋さんに突入してみた。小さいけれど、
なんとなく気持ちの良い本屋さんであった。


購入。若草書店近鉄奈良店。
しりあがり寿あの日からのマンガ (ビームコミックス)』(エンターブレイン


これは、書評だかなんだかで紹介されたのを見て、
ずっと気になっていたのだが、なかなか会えなかった一冊。
以前にこの本屋さんで、通行人向けにディスプレイされていて、
「あー、ここに売ってるや」と思ったのだった。


今日もまだ、そのディスプレイは残っていて、
店内にもわかりやすく多面展開してあった。
もう「3.11」も過ぎているのに、なお。
志を感じます。好感。


レジをしてくれた女性は、「研修中」のバッジ。
おつりを渡すのも不慣れな感じでした。
本屋さんにようこそ、がんばって!




僕がこうして本屋さんに戻ってきたのには、
少なからずあの日のことが影響していて、
僕自身が本屋さんに立っていたい、
という思いもあるのだけれど、
それよりも、一日でも長く、
本屋さんという存在が、
続いてほしいという、
切なる願いに、
弄ばれて。