情熱無常
久しぶりに下鴨神社の古本まつりを訪れた。*1
なんか妙な天気で、ばーっと降ってきたかと思うと、
かーっと照りつけたりした。落ち着かない。さらされた文庫、
蒸し暑いビニールの中の空気、なぞの紙芝居、
善行さんの膨らみすぎたビニール袋、ああ。
かろうじて、一冊購入。なんだこれ。
『発想する老人たち (知ってるつもり?!)』(日本テレビ)
紫陽書院の棚から300円で。
古本棚を味わうためには、相応の緩みが必要だな、
と思った。今日はなにやら浮足立っていた。
棚から棚へ移る歩みが早過ぎた。そのうちまた、
古本コンディションは回復するのだろうか。
以前に行った烏丸のビル内、京都精華大学の本屋さん?*2
みたいのがなくなっていた。後で調べたら、7月末で閉鎖したそうな。
今は、なんかギャラリーみたいにされていた。*3
京都駅下にある三省堂書店も、見当たらなくなってあせった。
店の位置が変わってただけだった。なくなったかと思ったわ。
まあ、いつなくなっても、おかしくないけどな、
本屋さんなんて。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
『コドモノクニ名作選(全2巻)』(アシェット婦人画報社)
『182人のイラストレーターが描く 新訳イソップ物語』(小学館)
日本写真家協会『おんな 立ち止まらない女性たち』(朝日新聞出版)
原田実『もののけの正体―怪談はこうして生まれた (新潮新書)』(新潮社)
小林千草『伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書)』(講談社)
横田尚哉『問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
加藤庸二『原色 日本島図鑑―日本の島433有人島全収録』(新星出版社)
うちに帰ってきたら、ポストに封筒。
定期購読の、『BRUTUS』が届いていた。
『BRUTUS (ブルータス) 2010年 9/1号 [雑誌]』(マガジンハウス)
特集は、「東京の、東へ。」
p.36〜39では、へんてこりんなカッコの内沼晋太郎が、
不忍ブックストリートを案内している。その上では、
ARATAがファッションストリート。内沼さん、
ファッションでも負けてないよ!古書信天翁も載ってた。
行きたいなー。
まだ、本屋さんに行きたい気持ちがあって、
よかった。