春、ひしめいて

イチロー・インタヴューズ ((文春新書))


上着を着ないで、外を歩いた。
がんばれ、春。戻るな、季節。


帰りにホームセンターに行って、木材の買い足し。
立ち寄ったとんかつ屋、激しく美味くて、衝撃。
わずかな時間のあいだにも、幸せはひしめいている。
ぼくらの作る箱の中の宇宙にも、ひしめけ、幸せ。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
石田雄太イチロー・インタヴューズ ((文春新書))』(文藝春秋
高橋秀実趣味は何ですか?』(角川書店(角川グループパブリッシング)
日経デザイン『素材とデザインの教科書』(日経BP出版センター


車中のとも。(行き)
山名宏和『アイデアを盗む技術 (幻冬舎新書)』(幻冬舎


今回は(なぜか)線を引かずに読んでいるが、
けっこう、わくわくさせられてます。一時、
「線を引かないと面白がって読めなくなっちゃったかも」
と心配したこともありましたが、私は元気です。

「私は正しいし、相手も正しい。でも、絶対にわかり合えないの」(p.43)


今回のケースも、病院にとってはあたり前の対応だったのでしょう。だから、説明するまでもないと思ったのかもしれません。でも、サービスとしてやったことも、相手にその意図が伝わっていなければ、かえって不安を招き、信頼を損なうこともあります。自分たちがあたり前だと思っていることが、相手にとって常にあたり前とは限らない。だからこそ、適切なアナウンスは大切。病院で遭遇した小さな「不安」から、身をもってそれを実感しました。(p.63)


「フリ」とは情報やサービスの提供。「ウケ」とは、情報やサービスを受けた人のリアクション。「フォロー」はそのリアクションへの対応です。(p.75)


阿刀田高『アイデアを捜せ』*1
いかに小説のアイデアを見つけ、それを頭の中で熟成して小説に仕上げるかを記した本で、小説を書きたい人だけではなく、クリエイティブな仕事に携わる方には、ぜひとも読んでほしい一冊です。(p.95)


車中のとも。(帰り)
齋藤孝坐る力 (文春新書)』(文藝春秋