言葉へピントを合わせたら

LONDON - chasing the dream「ロンドンーチェイシング・ザ・ドリーム(夢を追い求めて)」


川崎市市民ミュージアムに行ってきた。
ハービー・山口写真展 「ポートレイツ・オブ・ホープ」〜この一瞬を永遠に〜*1
新しい写真も、過去の写真も織り交ぜて、かなり充実していた。
特に、ハービーさんの文章が添えてあるのがいい。


恥ずかしながら、写真のみよりも、文章を頼って鑑賞する、
というのがぼくの好み。本当は、見る人の心の中に、
ことばやイメージが浮かべばいいのかもだけど。
でも、写真家のつむぐ言葉って、けっこう、
素敵だと思いませんか?


ハービー山口の本では、以下の2冊を読んだことがある。
ハービー山口女王陛下のロンドン (講談社文庫)』(講談社
ハービー山口日曜日の陽だまり』(求龍堂
『日曜日の陽だまり』は図書館で借りたんだっけ。
古本屋さんで探してみようかな。


気になった本など。
ハービー・山口LONDON - chasing the dream「ロンドンーチェイシング・ザ・ドリーム(夢を追い求めて)」』(カラーフィールド・パブリケーションズ)
ハービー・山口フィール・ザ・ヒーリング―彼女がいちばん輝く瞬間(とき)』(彌生書房)
ハービー・山口代官山17番地 [DVD]』(アップリンク


『代官山17番地』DVDも出てたのか。


車中のとも。
アーサー・ビナード、Arthur Binard『日々の非常口 (新潮文庫)』(新潮社)


「鼠にひかれないように」ということばを紹介していて、
「轢かれる」風な解釈で書いているけれど、「引かれる」
らしいですよ、アーサー。知ってて書いてるのかなぁ。
この人の、小説も読んでみたい、と思った。
日本語が母国語でない人の、日本語への視点。面白い。

数匹の熊鼠が部屋を猛スピードで横断して、畳の上に寝そべっている自分を轢き逃げする場面を想像してしまう。(p.116)