不良との対話

問う力 始まりのコミュニケーション―長田弘連続対談


読了。再読。
永江朗不良のための読書術 (ちくま文庫)』(筑摩書房


改めて、行ってみたいと思った店。
INAXブックギャラリー、書原(南阿佐ヶ谷)、書泉グランデ
グランデは高校時代によく行った気がする。
しおりが好きでね。


☆本を読むのにいちばんいい場所
「いちばんのお勧めは電車の中だ」(p.187)
賛成。


☆「図書館に行ったら、必ず本を借り出すこと。」(p.201)
これ、前に読んだときも、激しく同意したような。
最近、図書館に行ってないなぁ。


☆旗の台魚山堂(p.215)
写真集が充実しているそうな。
ハービー山口の『代官山17番地』を見てみたいのよ。
まぁ、ないか。


☆客と主人の越えてはならない川(p.219)
茶店・カフェなんかで「いいなぁ」と思うお店に対して、
繁盛して欲しくもあるけど、客が少ないほうが居心地はいい、
みたいな、そんなことを思ったりする。
まぁ、結局はその店が長く残って欲しいから、
そのために客として、何が出来るのか、っていう。
気に入りの本屋さんでは、ふらりと立ち寄ったときにでも、
文庫の一冊でも買って帰ろ、という。


☆古本屋は売るところ(p.228)
死蔵はよくない。それはしかり。
どの古本屋に売るか、それをしっかり見極めたい。
といっても、経験つまなきゃわからないだろうから、
まず手始めに気になる古本屋さんからかな。


▲読書は受験勉強じゃない。(p.238)
これは、まぁ、ひとそれぞれだからね。
ビジネス書なんかを好んで読む人にとっては、
むしろ「受験勉強」だと思ったほうがいいだろう。
「本を読む」={読書, 受験勉強}みたいな感じかな。


受験勉強的な"読書"では、線を引いたり、途中で読み捨てたり、
目的を達成するための手段として「本」があるから、
「自慢」しないでこつこつと線を引いている人をつかまえて、
「恥ずかしい」とか言わないであげてくださいな。


▲「つんどく」を売ること(p.257)
これもまぁ、ひとそれぞれで、僕なんか「蔵書」ったって、
たかがしれてるから、学生時代に気になって買ってしまった本が、
ふいに目の前で輝く瞬間を待っていたところで床が抜けたりしない。
「結局、読み返すことなんかないだろう」って思いもするが、
意外なことに、実際、なんども輝いたことがあるからね。


ガエハウスとか建てちゃうなら、「つんどく」にも、
もっと積極的な意味を見出して、「読むな、積め!」、
くらいの悪態をついてもいいのになぁ。


「つんどく」を薦めるひとが多いから、
違うことを言っているだけのように聞こえます。
ほんとはツンでるくせに!


←つんどくの定義が1万冊以上から、とかなら、
まあ、「積んでないで、売りなよ」って思うけどな。
数千冊なら、「つんどく」とも言わないのかもな。


車中のとも。
長田弘問う力 始まりのコミュニケーション―長田弘連続対談』(みすず書房


最初の相手は、あべ弘士。
旭山動物園で25年間、飼育係として勤務。そうだったのか。

あべ 飼育係の気持ちを辞めて、「動物園人」になろうと思ったのです。(p.10)


服をきれいにして、動物園全部が自分のエリアと感じるようになった。
ズーマンシップ。あたしのZooはどこだろか。
あべ弘士 どうぶつ友情辞典』(クレヨンハウス)読みたい。