終わらない読書

自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)


読了。
原尻淳一『READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣』(東洋経済新報社


読み終えたけど、読み終わった気がしない。
気になったフレーズを、以下に書き出し。
書き出しが途中だから、残りは後日。
黒澤監督の背中は遠いな。

何かの対象にのめりこむ「きっかけのマネジメント」と「仕事を効率的にさばく技術」が共存しながら、閉塞したビジネス環境にスマートさとポップさを注入する方法(p.2)
全く未知なる情報にのめりこむ技術(p.20)
ウィキペディア、『私の履歴書』などで経歴や人脈を調べる(p.21)
TOP BRAIN(p.24)
ポッドキャスティング
読もうと思っている本の著者インタビューを事前に拾い読みし、結論部分を把握してしまう(p.28)
阿部謹也ハーメルンの笛吹き男』、パラレルリーディング:本に描かれている現場に行き、リアルと本を並行して行き来しながら内容に肉迫していく手法(p.33)
集中状態に一気に入るにはどうしたらいいのか、浦沢直樹茂木健一郎、(p.36)儀式を持つ、テーマソングを持つ、
ニールズヤード社のブッシュフラワーエッセンスミスト(ラベンダー)アロマパルス、オリジンズ社のピースオブマインドのミントジェルタイプ、五感ハックというものは、自分の身体を刺激して「集中スイッチ」を入れやすくする技術、集中スイッチのバリエーションを広げる、集中スイッチによる集中モードチェンジを習慣化する(p.40)
無印良品の低反発クッションとシートクッション(p.44)
自宅に図書コーナーを作る:本に囲まれて、音楽があって、コーヒーでくつろげる。そこにデスクとパソコンがあって、仕事もまわっていく(p.45)
こうして自分の読書基地を確保し、くつろぎながら本を読むことが習慣化できれば、気づくと本が貯まってきます。(p.46)
図書館の近くに引っ越す:雑誌や新聞、知的空間に身を置く習慣、読書をせざるを得ない環境を楽しむことで読書習慣を刷り込んでいく(p.48)
三浦展、吉祥寺、単に頭だけの理解を超えて、しみてくる理解が得られます。わたしはこのしみてくる感覚を大事にしたいと考えています(p.49)
五感ハックで集中するスイッチをたくさん持ち、少しでも集中状態に入る確率を高める(p.50)
本に対する「選択眼」を高め、購入時の納得の確率を高めること(p.54)
自分が抱えている問題を自覚し、少しでもそれに対応するヒントを探せるか、しっかりと本を読む目的を自覚し、実際に書店に足を運んで自分の眼で目次を確かめてから購入することが「選択の打率」をあげる基本(p.56)
行きつけの書店を作り、「チェック・ルート」を作る、一定のルートを確保し、そこをずっと観察し続ける、定点観測、同じ場所、同じ時間でそこで人やモノがどう変化するかを見続け、不変と可変を見極めていく分析方法、ルミネどっち?(p.58)
本のリストはケータイに:アマゾンの画面を写メ、重要なことは、この本は自分に必要かなとか、気になるな、という感覚の断片をケータイに残しておくこと(p.60)
できる先輩の本棚を覗きに行く、センセイの書斎(幻戯書房)(p.64)
千夜千冊:ISIS、松岡正剛(p.65)
書評・ブックレビュー検索エンジン(p.68)
読んだ本の感想は著者にまっさきに伝える。著者と簡単に直接会話ができる時代だからこそ、これを習慣にしてみることをお薦めします。著者から返信が来ると、やはり素直にうれしいですし、このうれしさが持続可能な読書に弾みをつけてくれる(p.71)
仕事上のスキルをお互い楽しみながら高めていける友人がいるというのは、大変重要なこと、友人にメールを送り情報共有しながら、お互いのスキルを高めていく、本を読んで何か発見があったり、感動したり、これは使えると思った情報は、さっと友達にメールする。同じ本を読んだなら、食事会を設定して徹底的に話し込む、友人が学習したポイント、その知識をどう仕事に反映させるか、個人的に面白かった部分はどこか(p.73)、
読みたいという熱い思いがあるうちに読みはじめることが大切、帰宅電車のなか、書店の近くにカフェや喫茶店を確保、Googleマップで「神保町 喫茶店」、ホテルのラウンジにある喫茶店、あれこれと買い込んだ本を携えて、いつもの席で、いつものコーヒーを、落ち着いて1杯。本を読みながら、1時間ゆったりとした時間を過ごす(p.75)
連想検索(Webcat Plus):高野明彦、検索キーワードから関連性の高い単語を抽出し、それを含む本をもれなく探し出す検索方法(p.76)
想-IMAGINE Book Search:類書検索システム(p.78)
年間読書キャンペーンを張る:1年後、テーマにおける基礎が固まっていると、普段のマーケティングの業務にさらなるドライブがかかっていく、2007年1年間かけて行ったキャンペーンが「日本の主要な読書術を網羅する」ということでした。このキャンペーンの成果が、実は本書『リーディングハックス』に化けたんですね。(p.83)


過去の『私の履歴書』のリストとか、作ったらいいかも。


阿部謹也ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)』(筑摩書房)は、以前に挫折した本。
安野光雅が、この本に触発されてドイツ旅行したってエピソードは、
もう一度、部屋のどこかに埋もれたあの本を探したくなりますよ。

浦沢直樹茂木健一郎の対談は、朝日カルチャーセンターであったそうだ。
これ、本とか雑誌とかに収録されてないのかな。


ハーブミスト、前の本で紹介されたときから気になってたけど、
なかなか導入に至らないのは、そういうのを売ってる店に、
立ち寄ったことが一度も無いからだろうな。


三浦展、吉祥寺とくれば、あの本ですな。
三浦展、渡和由研究室『吉祥寺スタイル―楽しい街の50の秘密』(文藝春秋


ルミネどっち?というのは、p.58にある、「新宿ルミネのブックファースト新宿店」のこと。
ブックファーストルミネ新宿1店かブックファーストルミネ新宿2店か。
「エレベーターを降りて直ぐビジネス書新刊の棚」という記述から、新宿2の方かと。
新宿2は、よしもとがあるほうですね。僕がよく行くのは、ルミネ1の方なんだな。
新宿1の方も、なかなかいいですよ、原尻さん。


購入。
阿部謹也自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)』(筑摩文庫)
神田昌典非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣』(フォレスト出版


『自分のなかに歴史をよむ』は、原尻さんの紹介本です。
30過ぎてアベキン再入門だね。