荒川エッセイ

世に出ないことば


読んでます。
荒川洋治世に出ないことば』(みすず書房
短いかたまりのエッセイがたくさん。
ほんとに、短い。見開きくらいのも。
いい。


「風景の時間」を読んで、(p.38)
黒島伝治の「橇」という小説を読みたくなった。


夜のある町で忘れられる過去
わがままをひとつ言ってしまうと、
夜のある町で』『忘れられる過去』と、
もっとぜんぜん違う装丁のほうがよかったかな、と。
ちょっと似ているだけに「三色めにしてほしかった」と、
考えてしまうのです。(前にも書いたかな)でも、
さすがに三色めは、よくないかも、と。