2007-06-12 荒川エッセイ 読んでます。 荒川洋治『世に出ないことば』(みすず書房) 短いかたまりのエッセイがたくさん。 ほんとに、短い。見開きくらいのも。 いい。 「風景の時間」を読んで、(p.38) 黒島伝治の「橇」という小説を読みたくなった。 わがままをひとつ言ってしまうと、 『夜のある町で』『忘れられる過去』と、 もっとぜんぜん違う装丁のほうがよかったかな、と。 ちょっと似ているだけに「三色めにしてほしかった」と、 考えてしまうのです。(前にも書いたかな)でも、 さすがに三色めは、よくないかも、と。