自腹でポジティブ!

TIME HACKS!


気になる新刊。
川村湊村上春樹をどう読むか』(作品社)
経沢香保子経沢香保子の夢を叶える読書術』(ゴマブックス
編訳:柴田元幸紙の空から』(晶文社
ジョングリーン、John Green、伊達淳『アラスカを追いかけて』(白水社
本田直之レバレッジ・リーディング』(東洋経済新報社


『紙の空から』は雑誌『PAPER SKY』で柴田元幸が連載している、
旅の小説のアンソロジー。『レバレッジ・リーディング』は、
ビジネス書の多読を勧める本。自腹で買えって言ってる。やばいよ。


で、(で?)購入。
小山薫堂考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)』(幻冬舎新書
日垣隆すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)』(幻冬舎新書
小山龍介『TIME HACKS!』(東洋経済新報社


読了。
中川裕『頭のいい人がしている午前勝負の仕事術』(ぱる出版)
誤植や間違いが、たくさんあった。さびしい気持ち。
こういうのって、編集者のせいなのかしら。
p.21に夜型から朝型に変えるとこんなに変わるって図解があって、
勤務時間を2時間減らしているだけなのに、
睡眠時間と自由時間が4時間増えていて、なんじゃ!?
って思ったら、夜型は合計22時間しかなかった。変わりすぎだよ。


もう一冊読了。
小山薫堂考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)』(幻冬舎新書
電車の中で読み始めて面白かったから風呂読で一気にゴール!
真ん中あたりの飯倉の弁当屋のはなしで、おや?と思ったら、
野地秩嘉企画書は1行 (光文社新書)』(光文社新書)で紹介されていた人でした。


「おわりに」で紹介している幻冬舎の見城社長の言葉に同感。
『これを読んだ人が、少しでも仕事に楽しみを見いだしたなら、それでいいんだ』(p.198)
「勝手にテコ入れ」とか、すぐにでもマネしたくなるような、
というか、少しくらいなら誰でもやってそうなことも、
イデアの種になるんだな、と嬉しくなります。


スローライフが自分には合わなかった、というエピソードも、
なんといいますか、人それぞれでいいんだね、と安心できる。
「○○しましょう」ばっかりのビジネス書よりも、
「僕はこうやってます」っていう本のほうが、共感できたり、
参考にできたり、それこそ「楽しみを見いだせる」気がします。


ときどき登場するお父様も、ナイスなキャラでときに涙を誘われた。
「偶然の連鎖」「面白い人が集まる」エピソードが、とても面白かった。
こんな風に、おもしろい人生?をまるごとなぞることはできないだろうけど、
せめて、小山さんがオヤジさんから受け継いだ超ポジティブ・シンキングを、
ぼくも実践してみたいなあ。できるかなあ。


そうそう、不公平になってしまうとアレなんで、
『考えないヒント』のほうでもまちがい探し。p.96


箸で一万五千円というと高そうに思えますが、人生における使用頻度とのバランスを考えると、決して安くない。それどころか、すごく安いとすら思います。


うーん、これは、「決して高くない」ということでしょうな。
この、一万五千円の箸のエピソードもよかった。
欲しくなったもんね、この箸。ブラブラ歩いてて見つけたってのもすごい。


リブロ池袋本店。
あったけど、きれいでなかったから買わなかった本。
In-between 14 13人の写真家 25カ国』(EU・ジャパンフェスト日本委員会)
なんで急に探し始めたかってぇと、なんか、
そろそろ新刊で買えなくなるんじゃないか、っていう、
漠然とした不安にさいなまれたので。