ふつうの日。
なんとも、たまりませんな。こういうきりっとした短編は、いいですな。
ふと、小林紀晴の『東京装置』の文章を思い出した。似てるのか?
写真家だから?・・・まさかね。
購入。
プラクティカ・ネットワーク『日常を変える!クリエイティヴ・アクション (Practica)』(フィルムアート社)
『Re:S vol.1』(リトルモア)
フィルムアート社は、前から気になっていた。
『アート・リテラシー入門―自分の言葉でアートを語る (Practica)』を出した出版社だ。
この『クリエイティヴ・アクション』も、同じ版型だ。
表紙の写真もきれいだが、裏表紙に羅列された名前が刺激的。
ヨハネス・イッテン、ミシェル・フーコー、ル・コルビュジエ、
みかんぐみ、大野一雄、土方巽、ウィリアム・フォーサイス、
珍しいキノコ舞踊団、ピナ・バウシュなどなど。
『Re:S〔りす]』は、「あたらしいふつうを提案する。」と謳う雑誌。
なんだか、『d』での深澤直人の連載を連想しますな。
第一特集は「すいとうのある暮らし」、第2特集は「いまだからワープロ」。
長嶋有と柴崎友香の対談や、福田利之・絵、山下哲・文の連載もある。
「ふつう」って、昔はすげーいやなことばだったのに、
いまは、ちょっと、気になってる。
気になる新刊。
笹川勇『おしぼりを上手に使うサラリーマン』(アメーバブックス)
F.ベアト、横浜開港資料館『F.ベアト写真集1』(明石書店)
藤原幸一『南極がこわれる』(ポプラ社)
木村伊兵衛『木村伊兵衛のパリ』(朝日新聞社出版局)