根津・千駄木
根津・千駄木あるき。
初めての古書ほうろう。*1
リチャード・ブローティガン『東京モンタナ急行』(晶文社)があった。
cowbooksの7000円よりかは安かったが、それでも6000円オーバー。
ぱらぱら眺めて面白そうだとは思ったが、読むためだけならば、
図書館で借りればいい。それだけのお金を払うというのは、
所有したい、部屋にハードカバー一冊分の空間を確保したいということだ。
それって、どういう気持ちなんだろう。
購入したのは『Tokyo graffiti』#015 December 2005
特集は、昔の写真とおんなじポーズで撮影した普通のひとの写真。
ほとんどの人が「お金がないのが辛い」とコメント。おいおい。
これを所有したいと思ったぼくの気持ちってば、いったい。
でも、けっこう面白いんですよ。プライベート写真特有の色もよし。
またしても、他人の過去をなつかしむぼく。
たまたま見つけたブックカフェ「ブーザンゴ」*2でホットショコラ。
とても落ち着く店内。席が壁がわによせてあるのがいいのでしょう。
cowbooksみたいに、周りを書棚で囲まれてしまうと、
なかなか飲み物を飲みながらはがきを書く気にはならない。
往来堂にも久しぶりに立ち寄りました。
あのスペースで、あれだけわくわくさせるのは、さすが。
結局今日は一冊も買えなかったけど、やられた!という感じ。
次はなんか買いますので、まだまだがんばってください、往来堂。
でも、立地的には、厳しそうだよなあ。
不忍ブックストリートってことで、本好きがどんどん集まれば、
いい本屋が育っていくかもしれない。期待しよう。