根津・千駄木

tori8102006-04-21

根津・千駄木あるき。


初めての古書ほうろう。*1
リチャード・ブローティガン東京モンタナ急行』(晶文社)があった。
cowbooksの7000円よりかは安かったが、それでも6000円オーバー。
ぱらぱら眺めて面白そうだとは思ったが、読むためだけならば、
図書館で借りればいい。それだけのお金を払うというのは、
所有したい、部屋にハードカバー一冊分の空間を確保したいということだ。
それって、どういう気持ちなんだろう。


購入したのは『Tokyo graffiti』#015 December 2005
特集は、昔の写真とおんなじポーズで撮影した普通のひとの写真。
ほとんどの人が「お金がないのが辛い」とコメント。おいおい。
これを所有したいと思ったぼくの気持ちってば、いったい。
でも、けっこう面白いんですよ。プライベート写真特有の色もよし。
またしても、他人の過去をなつかしむぼく。


たまたま見つけたブックカフェ「ブーザンゴ*2でホットショコラ。
とても落ち着く店内。席が壁がわによせてあるのがいいのでしょう。
cowbooksみたいに、周りを書棚で囲まれてしまうと、
なかなか飲み物を飲みながらはがきを書く気にはならない。


往来堂にも久しぶりに立ち寄りました。
あのスペースで、あれだけわくわくさせるのは、さすが。
結局今日は一冊も買えなかったけど、やられた!という感じ。
次はなんか買いますので、まだまだがんばってください、往来堂
でも、立地的には、厳しそうだよなあ。


不忍ブックストリートってことで、本好きがどんどん集まれば、
いい本屋が育っていくかもしれない。期待しよう。