休むに似たり、徒労人

将棋世界 2018年2月号


今日は最後の荷物。
昨日でぜんぶ、出尽くした感あったが、
どうしてどうして、このパズル誌の洪水。
ほんと、数日前の平積みを取り除く虚しさよ。


気になる新刊。
将棋世界 2018年2月号』(マイナビ出版


羽生永世七冠の特集。


版元編集さんが、顔を出してくれた。
来ると聞いていて、仕事を早く片づけねば、
と思っていたはずなのに、声を掛けられたときには、
すっかり忘れていておたおたしてしまった。


相変わらずの熱量と想像以上の仕事の成果に、
ひそかにうなり声をあげる。目の前にある、
文字通り積まれた品出しの山が自分の未熟さを、
じりじりと責めてくるので素直に称賛のことばが出ない。


彼女が帰った後、なぜかエネルギーを吸い取られたように、
ちょっとのろのろと品出しの続き。あれやこれや、
次々と発見される残務と格闘して、なんとか、
20時近くに仕事おさめ。ああ、
未熟さが苦い一年だったな。
今日こそあべのおさめをと思っていたのに、
もう、啓林堂さんの営業時間内にすら間に合わない。


来年は、もう少し頭を使って働きたい。
いや、そういう不得意なところに力を入れても、
帰って仕事が滞るんじゃないか、などと、未熟者の、
考え、休むに似たり。そう、もう今年はゆっくり休もうぜ。