さらばモバツイと言おう

図書館で出会える100冊 (岩波ジュニア新書)


今日はいよいよモバツイ最終日。
モバツイのサービス終了後は、ケータイからのツイッターを控えようと思っている。
他のクライアントの使いにくさもあるし、そもそも四六時中ケータイをいじっていることに、
後ろめたさを感じていたのだ。この機会に、ケータイを触る時間を減らして、
ゆっくり本を読むスタイルを楽しもうと思う。


久しぶりにDVD「Double SHOPPING Drive」*1を流しながら、洗濯。
映像をしっかり見るわけではないのだが、ライブDVDで音楽を聞くの、盛り上がってよい。
洗濯を終えて、外へ飛び出す。13時前、まずまずの時間か。
こちらも久しぶりに、図書情報館へ行ってみようかと。


一度通り過ぎた郵便局へ引き返して切手を買う。買いすぎる。
近鉄奈良駅前まで来て、バスの時刻表を見る。図書情報館行きバスは、
50分近く来ない。一瞬、行くのをやめようかと思ったが、
気をとり直してリトルマーメイドでパンと珈琲。
サンドイッチが美味しい。


コーヒーのとも。
中共子『図書館で出会える100冊 (岩波ジュニア新書)』(岩波書店

読みたい本が決まっていてもいなくても、ときどき図書館へ行ってみましょう。今まで知らなかった本ときっと出会えます。(p.xiii)


まえがき、好き。
コンパクトで、前向きになる。


1冊めの紹介、甲田天『時の扉をくぐり』(BL出版)*2
絵は太田大八。表紙の写真も載っている。こういう「本を紹介する本」では、
表紙の写真も掲載してくれるとすごく嬉しい。ゴッホが江戸時代の広重の前に現れる話。すごい。


スザンネ・ステープルズ『シャバヌ 砂漠の風の娘』(ポプラ社*3気になる。
そろそろ行かないとバスに乗り遅れる。乗り遅れてもいいかな、とも思う。
というタイミングでコーヒーおかわり。無料に弱い。


アニカ・トール『海の島 ステフィとネッリの物語』(新宿書房*4気になる。
おかわりコーヒーがやや熱くて、はらはらする時間。ちょっとバスが早く来たらアウト。
急いで外に出て、信号待ち。モバツイ終了まで、あとわずか。


バス、間に合った。バスも久しぶり。嬉しい。
14時を回ってもしばらくモバツイが見れていたので、
未練たらしくケータイをいじっていたが、3分くらいで、
エラー画面に切り替わった。さようなら、モバツイ
さようなら、ガラケーツイッター生活。


バスで本を読むと車酔いするので、
車窓に集中しようとしたが、それでも酔った。
久しぶりだからなのか。図書情報館は終点。
帰りの時刻を確認すると、14:50、15:55か。
14:50だと、あと30分しかないじゃないか。


決断できないまま、とりあえず上の階へ。
『ニュースの索引』も久しぶり。最新号を読んで、
ちょっとトイレに行ったら、もう間もなくバスの時間。
本の本がある棚の前に立ち、『遅読のすすめ』のことを思い出す。
いやいや、さすがに30分はないな。もう一本次のバスにしよう。
空いている席に座り、気になる本をメモ帳に書いて整理する。


岩波新書の棚で、『読んじゃいなよ!』で気になった本を見つける。
検索機を叩いて、気になる本の在庫の有無を調べる。あれは、ある、
これもある。あれは、ない。ないのか、残念。足早に棚を回り、
5冊抱え込んで貸出カウンターへ。返却日は1月5日か。


総合受付でバス時刻表があるか訊ねると、配布用の紙をくれた。
これで、次は家を出るときからバスの時間をチェックできる。
新聞書評も久しぶりに読む。日野さんのツイートでも読んでいるが、
やはり自分の目で見ると、飛び込んでくる勢いが違う。
毎週チェックしている人とは、どんどん差がつくなぁ。


借りた。奈良県立図書情報館。
玄田有史希望のつくり方 (岩波新書)』(岩波書店
伊藤比呂美女の一生 (岩波新書)』(岩波書店
伊藤比呂美あのころ、先生がいた。 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)』(イースト・プレス
アニカ・トール、菱木晃子『海の島―ステフィとネッリの物語』(新宿書房
スザンネ・フィッシャー・ステープルズ、金原瑞人、築地誠子『シャバヌ―砂漠の風の娘 (ポプラ・ウィング・ブックス)』(ポプラ社


帰宅して、ごはんを炊いてから、お迎え。
今日は、まだちょっと明るさが残っているうちに行けた。
妻の帰りが遅いので、夕飯をガンバって作ってみたら、
上の娘に「生きてて良かった」と言われた。
そんなことを言ってもらえるのは、
最初で最後だろう。

*1:井上陽水奥田民生Double Shopping Drive [DVD]』(SME Records

*2:甲田天、太田大八時の扉をくぐり』(BL出版)

*3:スザンネ・フィッシャー・ステープルズ、金原瑞人、築地誠子『シャバヌ―砂漠の風の娘 (ポプラ・ウィング・ブックス)』(ポプラ社

*4:アニカ・トール、菱木晃子『海の島―ステフィとネッリの物語』(新宿書房