ひとりになると思い出す

& Premium (アンド プレミアム) 2014年 03月号 [雑誌]


妻子が、旅に出た。
旅に出る妻子を残して、仕事に出た。
帰宅すれば、明かりの消えた部屋。
久しぶり。土鍋に野菜を放り込む。
エアコンは、我慢している。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
& Premium (アンド プレミアム) 2014年 03月号 [雑誌]』(マガジンハウス)
山口雅子『絵本の記憶、子どもの気持ち (福音館の単行本)』(福音館書店


『& Premium (アンド プレミアム) 2014年 03月号』
特集は、「おいしいパン。」


購入。
『本 読書人の雑誌 2014年1月号』(講談社


あまりに手に入らないので、取り寄せてしまった。
宇田智子さんの新連載「ほんの序の口」を読む。
年間購読、するかなぁ。タムラフキコの表紙画もよい。
二宮清純「新日本野球紀行」はイチローについて。
王貞治の証言。面白い。


車中のとも。
鎌倉幸子『走れ!移動図書館: 本でよりそう復興支援 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房

電気のついていない薄暗く静寂に満ちた図書館に、山口さんの静かな、でも使命を帯びた声が響きました。その言葉を聞いた時、背筋がぞくっとしました。「まだ本ではない」と思っていた自分は、どれだけ本のチカラを知っていたのだろう。生きるために衣食住が必要なのは当たり前ですが、人々が困難な生活を余儀なくされた時にこそ持つ、本や図書館の存在価値を見出していなかったのではないかと自分を恥じました。(p.39)


読みながら、3月11日のことを僕は、自分の中の、
どこか深くて取り出しにくいところにしまっているなぁ、
と思う。けれどその箱を取り出して蓋をあけると、
赤くて熱くてどろどろとしたものがそのままそこにある。
すぐに蓋をしめる。呆然。