読む喜びをデザインして
妻が買ってきてくれたすいとうを持っていく。
麦茶を飲む。美味しい。こぶりなのも嬉しい。
これで小銭を節約して、本が買えたら嬉しい。
車中のとも。
西村佳哲『自分の仕事をつくる (ちくま文庫)』(筑摩書房)
目的と手段のバランスを失わない唯一の手段は、私たち一人一人が、自分の仕事の目的はそもそもなんだったのかを、日々自問することにある。(p.74)
そもそもデザインとは、コーヒーカップそのものではなくコーヒーを淹れて飲むことの幸せや、車そのものでなくドライビングの喜びを対象とする仕事だ。経験をデザインするということ。五感の豊かさは、人生の豊かさでもある。(p.79)
ここのところ、しっかり本を選べないような状態が続いて、
鞄に入れる本が手の中でぐらついてしまっているようだ。
そんな風にあやふやな気持ちのまま持ってきた一冊でも、
文章の持っている力にぐわんぐわん揺さぶられてしまった。
それにしても、ゆっくりしっかり本を読みたいなぁ。
おそらくは、椎名誠の本を読んだことで呼び覚まされた、
本を読むことの喜びの記憶が、頭のなかのあちこちで、
かこーん、かこーんとこだましているようなのだ。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
『グッとくるコーヒー (タウンムック)』(徳間書店)
購入。
石井佳苗『「簡単! インテリアDIYのアイデア Love customizer」』(エクスナレッジ)
妻に頼まれていた本。帰ってぱらぱら見てみたら、
かなり面白そうでした。最近木工ご無沙汰だからな。