連結しながら断絶

泣かない女はいない (河出文庫)


連休明けの月曜日、遅番。
乗り込んだ車両の一番後ろ、車両連結部脇の窓から、
空を見上げると、小さく切り取られた青。
不思議な景色。初めて見た景色。


車中のとも。
長嶋有泣かない女はいない (河出文庫)』(河出書房新社

我々は連帯しながら断絶している。睦美はそう思った。(p.29)


主人公がお昼休みのときの描写が多く、
自分の昼休憩のときの気分も、
少し変化したみたい。