本読む休日

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)


どこか出かけようかとも思ったのだが、
来週の下鴨納涼古本まつりに備えて倹約!
ゆうべ読み終えた『海辺のカフカ(上)』のつづき、
下巻にとりかかる。


途中、昼飯にインスタントラーメンなど食べたのだが、
食事シーンに刺激されまくりで、14時ころ、
目玉焼きを乗せたトーストを食す。
久しぶりに紅茶も入れた。


村上春樹の小説を読んでいると、食べたくなったり、
読みたくなったりする。(読み続けることに確信を抱ける)
それは、いろんな読書の中でも幸せな部類に入ると思います。
今日はぜんぜん暑くなくって、窓からの風に吹かれながらの、
本読むだけの休日は、すばらしかった。


妻が美容院に寄って帰りが遅いので、娘を迎えにいって、
一緒に遊んで、飯食わせて、風呂入れて、寝かしつけた。
楽しかった。毎日だと、大変だろうが。
いつもありがとう、奥さん。


読了。ゆうべ。
村上春樹海辺のカフカ (上) (新潮文庫)』(新潮社)


読了。
村上春樹海辺のカフカ (下) (新潮文庫)』(新潮社)

窓の外には浜辺がある。波の音が聞こえる。誰かの声も聞こえる。風の中に潮の匂いが感じられる。季節は夏だ。季節はいつでも夏だ。空にはくっきりとした輪郭をもった白い小さな雲がいくつか浮かんでいる。(p.364)


これも、夏の物語だったのね。
それは狙いではなかったのだが、ギャツビーからカフカへの、
ナイスリレーでございました。そして、前に読んだときも思ったが、
改めて、星野さんとナカタさんのナイスコンビ、すばらしい。