余裕を常備せよ

「処方せん」的読書術  心を強くする読み方、選び方、使い方 (oneテーマ21)


午前中、胸から脇のあたりがくすぐったいような、
不安なような、どうも調子が悪い。肉体的に、
というより、気持ちの不安定さがそのあたりを、
もやもやとさせているような感じ。


「そのうち過ぎるだろう」という予感どおりに、
いつのまにか、まともに戻っていた。
まだまだ油断ならん、と思いつつ、
もう五月も半ば過ぎた。


読了。
奥野宣之『「処方せん」的読書術 心を強くする読み方、選び方、使い方 (oneテーマ21)』(角川書店(角川グループパブリッシング)

 しかし、書店に求められる機能は、「本を買う」だけではありません。
 お店に入ったときのほっとするような感覚、ずっと居られるような落ち着きのある空気、少し歩きまわるだけで、さまざまなジャンルの棚を短時間で見ることができる規模は、小さい書店ならではでしょう。「本を買いに行く」のではなく、カフェや雑貨店のように「そこで過ごす時間を味わいに行く」という書店を持っておくのは、心の余裕を保つためにも大事なことです。(p.187)


東京でお気に入りの小さな書店は、ABCの六本木店かな。
関西では、どうだろう。恵文社一乗寺店は、小さくはないか?


紹介されていて、気になった本。
人物20世紀』(講談社)(p.126)
山野井泰史垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)』(山と渓谷社)(p.137)
V.E.フランクル、霜山徳爾『夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録』(みすず書房)(p.159)
カレル・チャペックいろいろな人たち (平凡社ライブラリー)』(平凡社)(p.167)
ジョージ・オーウェル新庄哲夫1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)』(早川書房)(p.168)


気になる新刊。
川上弘美七夜物語(上)』(朝日新聞出版)
川上弘美七夜物語(下)』(朝日新聞出版)