本棚にいつかの自分へ贈りもの
うっかり傘を持たずにでかけたが、
なんとかかんとか小雨をかわしつつ、
ビニ傘買わずに帰宅できた。嬉しいね。
読了。
有川浩『シアター! (メディアワークス文庫)』(アスキー・メディアワークス)
借りていて、なかなか読めてなかった本。
2日で読み終えた。面白かった。途中、どことなく、
『僕と演劇と夢の遊眠社』に似ているな、と思ったら、*1
参考文献にあげられていた。
久しぶりに、青山ブックセンター六本木店に顔を出す。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
佐藤雅彦、中島英樹『属性』(求龍堂)
D&DEPARTMENT PROJECT、ナガオカケンメイ『d design travel OSAKA』(ディアンドデパートメント株式会社)*2
永江朗『セゾン文化は何を夢みた』(朝日新聞出版)
原田泰『デザイン仕事に必ず役立つ 図解力アップドリル』(ワークスコーポレーション)
後藤繁雄『僕たちは編集しながら生きている』(三交社)
池上彰『高校生からわかるイスラム世界 (池上彰の講義の時間)』(ホーム社)
川本三郎、樋口進『小説家たちの休日―昭和文壇実録』(文藝春秋)
高平哲郎『今夜は最高な日々』(新潮社)
中野俊成『巨大仏!!』(河出書房新社)
神田古書店連盟『神保町公式ガイド vol.1 (メディアパルムック)』(メディア・パル)
塩野七生『生き方の演習 ―若者たちへ―』(朝日出版社)
長田美穂『ガサコ伝説―「百恵の時代」の仕掛人』(新潮社)
早川義夫『日常で歌うことが何よりもステキ』(アイノア)
『セゾン文化は何を夢みた』永江さんの、リブロ時代の話に、
よく登場していたセゾン文化。気になるけれど、購入に至らず。
うーむ。検索してたら、こんな本も見つけた。
「今泉棚」とリブロの時代―出版人に聞く〈1〉 (出版人に聞く 1)
- 作者: 今泉正光
- 出版社/メーカー: 論創社
- 発売日: 2010/09
- メディア: 単行本
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『僕たちは編集しながら生きている 増補新版―super-school textbook』
昔買って、読んで、ニモカカワラズ、いまだに気になる本、
『僕たちは編集しながら生きている』*3の増補新版とな。
つまり、タイトルで喚起するワクワク感が読中にも、
あまり解消されないのです。ブックオフとかで見ると、
いまでも手にとってしまうのだが、そうかー。
増補新版出たかー。旧版、一箱に出そうかなー。
『神保町公式ガイド Vol.1』公式ガイド?
ビートルズのジャケットを模した表紙写真、
何事かと思ったが、内容にはそれほど新鮮味を感じられず。
毎日新聞社から出るムックとあまり変わらない印象。
ただ、写真や字はとてもでかい。高齢者向けなのか?
借りた。中目黒駅前図書館。
佐藤寛『山岡鉄舟 幕末・維新の仕事人 (光文社新書)』(光文社新書)
甲野善紀、井上雄彦『武術への招待 (宝島社文庫 (492))』(宝島社)
読了。
内田樹『街場のメディア論 (光文社新書)』(光文社)
いろいろ考えさせられましたな。文中のさまざまなキーワードから、
自分の関心の対象へとリンクがたくさんはられました。嬉しい。
本棚に関する主張には、一部クビをひねるところもあったが、
こうありたいという未来の自分に向かわせるべく棚からエネルギーをもらう、
といった機能は、なるほど、リアル書籍の功績だな、と思った。
積読や「気になった本はとりあえず買う作戦」を論理的に(?)、
擁護してますね。
いろいろな物事を商取引システムだけで考えない、とか、
贈与のはなしとか、なるほど、そういう考え方があるのか、
という感じ。最後に、マニュアルないよ、というあたりも、
自分で考えなきゃナ、という気持ちに、なったです、僕は。
時折、読み返すとしよう。
すべての言葉は、それを語った人間の、骨肉を備えた個人の、その生きてきた時間の厚みによって説得力を持ったり、持たなかったりする。正しかったり、正しくなかったりする。(p.90)