うれしい本屋地図
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
井原万見子『すごい本屋!』(朝日新聞出版)
加藤典洋『文学地図 大江と村上と二十年 (朝日選書)』(朝日新聞出版)
茂木健一郎『クオリア立国論』(ウェッジ)
仲畑貴志『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ』(宣伝会議)
仲畑貴志『ホントのことを言うと、よく、しかられる。勝つコピーのぜんぶ』(宣伝会議)
戸田智弘『続・働く理由』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
中島岳志『インドの時代―豊かさと苦悩の幕開け (新潮文庫)』(新潮社)
ポールオースター、Paul Auster、柴田元幸『ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)』(新潮社)
ポールオースター、Paul Auster、柴田元幸『ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)』(新潮社)
トルーマンカポーティ、Truman Capote、村上春樹『ティファニーで朝食を (新潮文庫)』(新潮社)
宮沢章夫『アップルの人 (新潮文庫)』(新潮社)
『ティファニーで朝食を』村上訳、もう文庫化!
『インドの時代』中島岳志、読んでおきたい。
『アップルの人』『レンダリングタワー』の文庫化。
タイトルは、『レンダリングタワー』のほうが、いいね。
装丁も、か。
購入。
堀 E.正岳『情報ダイエット仕事術』(大和書房)
東京地図出版編集部『東京ブックナビ』(東京地図出版)
『情報ダイエット仕事術』
創造マラソン*1にて知りました。
帯には「大橋悦夫さん大推薦!」とあります。目次を読んで、ふむふむ。
選択と集中か?楽しみな一冊。
『東京ブックナビ』
久しぶりに、東京のブックナビ本が出ましたな。
古くは東京ブックマップというシリーズが、書籍情報社から数年に一度の割合で刊行、
僕の持っている一番新しいのは、どれだったか。2003年版を買ったかどうか。
最近では、メタローグから『ブック・ナビ東京』が出ていた。*2
さっそく車中でぱらぱらする。やはり地図が楽しい。
下北沢の古書ビビビや学芸大学の古本遊戯流浪堂も載っている。
驚いたのが、表参道の地図にオヨヨ書林とあったこと。
次ページ根津・千駄木の地図にもオヨヨ書林とあり、
こちらにはカッコ書きで(08年12月青山に移転)と記されていた。
下半期は本のブログをほとんど読まなくなっていて、
全く情報が入っていなかった。どうして青山に?
ほかにも、九品仏にある木鶏堂書店にも驚いた。
地図を見て「そうそう、ここに古本屋、あれ、こんな名前だったけ?」
と思って解説を読んだら、「かつて、アンデス書房が居を構えていた」(p.160)
だって。なんと、アンデス書房、閉まっちゃったのか!
九品仏は、D&DEPARTMENTの最寄り駅。
今度D&Dに行くときに、寄ってみよう。
多少首をひねったのは、収録書店の選別について。
地図を見ながら、「あれ、ここは載ってないのか」ということもしばしば。
「23区を中心に盛り込むこと、広く一般に利用されていることを原則として、編集部独自の判断で行いました」(p.7)とある。
この本を片手に書店めぐりをする際、掲載書店だけを回るだけでは、
その地域の全ての本屋さんを回れないかもしれない。
とはいえ、実際に訪問しての取材を行っての紹介記事は、
けっこう詳しく長い文章になっていて好感が持てる。
ここに載っていない本屋さんでいいものがあったら、
自分で書き加えてしまえばいいのだよ。(そうかしら)
図書館は、東京都の「中央図書館」を網羅しているので、
突然、狛江市の地図が紛れ込んでいたりもする。
それとは別に、マイナーな駅の書店もけっこう紹介されている印象。
どうしてここが?ちうのも多い気がします。
リブロの国領店とか、どうなんだろ。いや、行ったことないんで、
あれですけど。八重洲ブックセンターイトーヨーカドー葛西店とか。
同じチェーン店でも掲載しているとことしてないとこがあって、
その判断基準も、ちょっと解らない。ブックオフもしかり。
ちなみにざっと挙げると、リブロ、有隣堂、八重洲ブックセンター、
明正堂書店、丸善、文教堂、ブックファースト、ブックストア談、
ブックオフ(BOOKOFF)、福家書店、ジュンク堂、三省堂書店、
コミックとらのあな、くまざわ書店、紀伊国屋書店、オリオン書房、
ヴィレッジヴァンガード、あゆみブックス、あおい書店なんかが、
複数支店が紹介されている。ジュンク堂は少ない印象、と思ったら、
実際、東京にはあまり支店がないんですな。もっとあると思ってた。
いやー、久しぶりに、東京本屋さんめぐりしたいなぁ。
来年は、ぜひ。