ぼくは(何々)マン!

昼の学校 夜の学校


読了。
森山大道昼の学校 夜の学校』(平凡社
写真家(カメラマン)になりたいひとは、読んだらいいのでは。
あと、悩めるカメラマンも。だって、カメラマンじゃないのに、
カメラマンになりたくなっちゃってるから、ぼく。
あるいはカメラマンが読んだら、「自分とは違う」みたいに思って、
かえってだめなのかもしれないけどさ。


自分を信じてタフに生きているひとの言葉。
勇気づけられますな。


講義録というのが、よかったように思う。
「おわりに」の森山大道の言葉は、
会話とは違う、難しい言葉を使っている。


森山の生きた時代のにおい、なのかとも思った。
「周囲を忖度する衒いがない」とか、言わないし、
ぼくだったら書くことすらできないな。
感覚として、この表現を選べない。
読んでわかるのと、書けるのとには、距離があるね。


とはいえ、もし、この本に込められている森山の言葉が、
すべて「書き言葉(?)」であったなら、
こんなにもわかりやすくなかったのかもしれない。
よかったー、講義録で。


購入。青山ブックセンター六本木店。
演劇ぶっく 2007年 02月号 [雑誌]』(演劇ぶっく社)
樋口健夫できる人のノート術 (PHP文庫)』(PHP文庫)
植田正也電通「鬼十則」 (PHP文庫)』(PHP文庫)
山崎秀夫ミクシィ(mixi)で何ができるのか? (青春新書インテリジェンスシリーズ)』(青春新書)
朝山実、森田雄三『イッセー尾形の人生コーチング』(日経BP社)


演劇ぶっく』にコンドルズ近藤良平インタビューあり。
車中で読みほす。


気になる既刊・新刊。
竹山隆範現代日本への警鐘 (ダ・ヴィンチブックス)』(メディアファクトリー
川本三郎名作写真と歩く、昭和の東京』(平凡社
岡井隆岡井隆の現代詩入門―短歌の読み方、詩の読み方 (詩の森文庫)』(詩の森文庫)
松村由利子物語のはじまり―短歌でつづる日常』(中央公論新社
田口久美子『書店風雲録 (ちくま文庫)』(ちくま文庫
赤木洋一『「アンアン」1970 (平凡社新書 358)』(平凡社新書
100%チョコレートカフェ・コンプリートブック〈1巻〉コンセプト』(扶桑社)
100%チョコレートカフェ・コンプリートブック〈2巻〉レシピ』(扶桑社)
100%チョコレートカフェ・コンプリートブック〈3巻〉テイスティング』(扶桑社)
100%チョコレートカフェ・コンプリートブック〈4巻〉スタイル』(扶桑社)
芥川比呂志丸谷才一ハムレット役者 芥川比呂志エッセイ選 (講談社文芸文庫)』(講談社文芸文庫
吉田一郎世界飛び地大全―不思議な国境線の舞台裏 (国際地理BOOKS (VOL.1))』(社会評論社
安田登『能に学ぶ身体技法』(ベースボールマガジン社


『名作写真と歩く、昭和の東京』は、いろんな写真家の写真と、
川本三郎の文章からなる。メランコリックトーキョー。
『書店風雲録』の文庫版あとがきと坪内祐三の解説を読む。
うーん、3年たったのか。しかし本文は、単行本の方が読みやすそう。
余白が少なすぎやしないかい?
『100%Chocolate Cafe』は、レシピとかコンセプトとか、で、4冊。
レシピとスタイルってのが気になる。
『能に学ぶ身体技法』は以前にも見かけたことがあったが、
となりに『ワキから見る能世界 (生活人新書)』があって、気がついた。
同じ著者。今はまぞうでみたら、『能に学ぶ深層筋トレーニング (BBM DVDブック)』てのも。