ABC六本木、とっさの青

東京ゲスト・ハウス


改装した青山ブックセンター六本木店へ。
ぜんぜん時間がなかったのだが、行かずにはいられない。
ものすごい雨。靴は早くも水がしみてきている。


入ってすぐ目に飛び込んできたのは、洋書?
デザイン系の大型の本などがずらり。
以前、女性向エッセーなどがあった壁棚がレジに。
レジカウンターの向きが、今までの店内奥向きでなくて、
入り口から見て左向き、に設置されている。



駆け足で店内奥へすすむ。階段が木製になっている。
2階は見ずにそのまま以前の芸術書コーナーへとすすむ。
つまり左側に巻き込むように階段を上り続ける。
演劇、音楽、映画の本・コミックなどがあり、一番奥の広いところに、
写真のコーナーが設置されている。量も増えているか?


3階(?)の芸術書コーナーから入り口のある1階へ降りる階段のところから、
反対側へ渡り廊下のようなものが設置されている。
そちらに洋書コーナーがあるのだ。廊下を渡るのは、けっこうドキドキ。
狭い洋書コーナーを通り過ぎて、再び2階へ。


とにかく通り過ぎることが肝要と、通路をあるきまわる。
ああ、雑誌がここに来たのか、建築書はここか、文庫があって、
ははあ、文芸書、ははあ。なんとなく、通路が広がって蔵書が減ったような。
棚の置き方が、壁に平行でない。ななめ。あれ、実用書は?
雑貨とか着物とか手紙とか、あのあたりの本が見つけられんかった。
あ、絵本もわからなかったな。


といっても、ほんとに7分くらいしかいられなかったから、
今度また見にいきます、ゆっくり。第一印象としては、
面白そう、と思えたのでよかった。微調整されて、
素敵な本屋になることを切に願います。


リニューアル記念に、一冊購入。
角田光代東京ゲスト・ハウス』(河出文庫
もっと記念になりそうなものがよかったのだが、
ほんとに時間がなかったので。理屈はあとからこしらえよう。


レジで、記念品としてファイルをもらった。
いろんな色があったのだが、迷っている余裕もなくて、
青いのにした。おれ、青が好きなんだろうか?
そういえば、自分の好きな色って、わかんないや。