絵本も、よむ。
大丸ミュージアム東京にて、
『絵本作家ワンダーランド』を見る。
子連れが多い。せっかちなのか、ほかの人に対して、
「おせーぞ!」としばしば感じてしまう。
誰もいない絵を見つけては、移動する。
落ち着きのないおとこだ。
そんな風に、せかせか見て回りながらも、
ずいぶんと楽しみました。
ラインナップは以下の14人。
バージニア・リー・バートン
ジョン・バーニンガム
ガブリエル・バンサン
荒井良二
マリー・ホール・エッツ
アンジェラ・バレット
ルーシー・カズンズ
島田ゆか
酒井駒子
サラ・ファネリ
エリック・バトゥー
イアン・ファルコナー
アンネ・エルボー
出久根育
荒井良二を、初めていいと思った。
今までは、なんか、下手に見せすぎな気がして好きでなかったのだが、
展示されていた絵本の一部を見て、素直に「いいなあ」と。
同様に、酒井駒子も、こちらは理由はよくわからずに敬遠していたのだが、
いいなあ、と。今回の展覧会のポスターの絵は、描きおろしらしいですよ。
ほかにいいと思ったのは、アンジェラ・バレット、アンネ・エルボー、出久根育。
アンネ・エルボーの『すきまのじかん』という絵本は、絵もいいのですが、
夜でも昼でもない「すきまのじかん」へのまなざしに打たれました。
図録とポストカード数枚、あと、絵本も買ってしまいました。
荒井良二『はっぴぃさん』(偕成社)
いやあ、いいね、荒井良二。立ち読みで読了したんだけど、
どうにも、買わずには入られなかった。
『バスにのって』もよかったんだけど、
まあ、一冊で我慢。