本をたくさん買った日記(昨日の)
昨日はずいぶんと買ってしまった。
まずは三省堂書店有楽町店にて。
『ミステリーファンのための古書店ガイド (光文社文庫)』(光文社文庫)
『狭くて小さいたのしい家』(原書房)
ついに買ってしまいました。永江朗の書宅本。
ここ半年で永江本がずいぶん増えたなあ。
でもちっとも読んでないなあ。
ところ変わって代々木上原は「LOS PAPEROTES」(ロスパペロテス)
「metropolitana」vol.25 2005.1 に載っていた古本屋さん。
実は『本屋さんになる!』*1(メタローグ)で、
読んでた。忘れてた。駅から近い。西原三丁目。
オサレな感じ。雑誌がけっこうある。ビジュアル本?が多いのかしら。
店内に階段があって、ちょっと下にもうひとフロアーある。
昔のアイドル本コーナーみたいのがあった。広末涼子の本があった。
むかし、けっこう好きだったな、広末。文庫のコーナーとかコミックコーナーとか。
なんとなく値段が高い気がして、何も買わずに帰ろうかと思っていたら、
見つけてしまった。
『小林信彦60年代日記―1959~1970』(白夜書房)
『銀座界隈ドキドキの日々』(文藝春秋)
どちらもけっこうする。金がない。どうする?
和田誠の方は文庫になってた気がする。わざわざハードカバーで買う?
でも背表紙になつかしの地下鉄の入り口(マークつき)のイラストがあるよ。
文庫にはあるまい。小林信彦もさいきん、なんか買っちゃうし(読んでないが)。
つれにお金を借りて二冊とも購入。3675円。うう。*2
三省堂書店では見つけられなかった『pen』2005年2/15号を、
幸福書房にて購入。"植草"羊頭狗肉問題で評判悪いけれども、
代々木上原の地図にてこの「幸福書房」の名前もわかったし。
許してやってください。「ロスパペロテス」も載ってた。
この時点でだいぶ重い。なぜか代々木上原の書店はふたつともビニールが黒だった。
黒いビニール袋を二つ持っている。かっちょわるい。
肩掛けかばんの中には三省堂で買った二冊。むー。
ご飯を食べに新宿に出た。そしてどうしようもなく本屋に行ってしまう。
ブックファーストルミネ1。(ルミネ2は改装中。5階に移転するとか)
気になっていた石田千が、『野生時代』で連載を始めたもよう。
『彷書月刊』2005年2月号の「踏切趣味」の文章がすごくよかった。
おりしも『踏切趣味』(筑摩書房)として本になったばかり。
ん?女性エッセイのところで面陳されているじゃないか。わはは。
・・・女性なの?
失礼ながら、男性だと思っておりました。踏切→てっちゃん→男。
っていう思い込みだったのだろうか。
本の本が集まっているところの棚の前で、
どんどん本が欲しくなっている。
買ってしまえ!と心の中でつぶやく。
かなり自虐的なよろこび。しかしすでに、金を借りて買っている。
夕飯代も借りている。銀行のカードは家に置いてきた。ああ。
借りて買う、という行動は、「買いすぎる」というダメ快感に加えて、
「借金する」というダメ快感も味わえるのですね。すごい。
でも財布には、まだちょっとお札があるよ。
帰りはSUICAで帰れるよ。『彷書月刊』の2005年1月号を買ってしまう。
帰りの電車の中で「踏切趣味」を読む。女性なのか。なるほど。
文章の終わり方が、とてもいい。『踏切趣味』欲しい。
*1:『本屋さんになる!』 書店・古書店を独立開業するためのアイデアとノウハウ (CWSレクチャーブックス)
*2:実はどっちも文庫になってた。ああ。