呼ばれているんじゃないのか

車中のとも。
龍應台、天野健太郎台湾海峡一九四九』(白水社


時代も場所もあちらこちらに、語るのももどかしく書き散らかされる戦争の、
内戦の話。分厚い本を読んでいるつもりだったが、ここに書ききれていない「歴史」を思うと、
これでもごくごく一部しか文字になっていないのだと気づいて、恐ろしくなる。


購入。
片岡義男珈琲が呼ぶ』(光文社)


鞄から本を取り出して、そのままあとがきを読んでしまった。
図版・写真の感じや、背表紙のフォントのでかさが、いい。
呼ばれてる感じがする。