夢の平常運転と魔術の不具合

昨日に引き続き、しっかり小走り。
コロぷっちの足音を確認してから、
『アイデア大全』の抜書きへ。


今日は、「21 ディズニーの3つの部屋」を。
細字のペンでちっさい字を書いていくと、
何やら、幸福感に似たものが溢れてくる。


車中のとも。
読書猿『アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール』(フォレスト出版


今日のお弁当は、またいつものメニューに戻した。
これでようやく、平常運転、と言えるのかしら。
午前中の日誌を書き終えてまだ5分ほどあったので、
朝の続きの抜書き。「夢が実現可能であるかのように行動せよ」(p.150)


土曜日に必死に注文した分は、まだ入荷してきていない。
明日、山盛りに入ってきてしまうのだろうか。木曜が怖い。
今日は、お迎え担当なんで、これにて失敬。


車中のとも。
呉明益、天野健太郎歩道橋の魔術師 (エクス・リブリス)』(白水社


3つめの「石獅子は覚えている」を読んだ。
うーん、面白い。読みつぐほどに、内臓が柔らかくなってゆくような気持ちよさ。
昨日、2つめを読み終えたときも、それぞれの短編の配置具合・響き具合にぐっときたが、
この「石獅子」がやってきたら、またしても新しい共鳴が加わって、深くため息。


4つめのは、語り手が交代するなど、
これまでとはちょっと趣が違っていた。
短編集を編んでいくにはこういう変化は欠かせないのかもしれないけど、
僕は3つめまでの「範囲」のほうが好きだったなぁ。いや、決して、
面白くなかったわけではないのだけれど、双子の話とか、死の気配、
これまでの話と響きあうところもたくさんあったと思うんだけど、
いったい僕はこのゾウの話のどこが気に食わなかったんだろう。


おそらくは、女性による語りの部分なのだろう。
話の展開なのか、文体なのか、彼女の「世界観」なのか、
どこが嫌だったかはあまり精査したくないけれど、
魔法がとけてしまいそうに思えたのは、きっと、
彼女のことばの部分なんだと思う。


5つめの、ギターの話に入るところで、近鉄奈良
駅前の文房具屋でボールペンの芯を交換してもらう。
娘に頼まれていたスヌーピーのボールペンの方は、
替え芯を売っていなかった。どこか別の店になら、
置いてあるのかどうかもわからなかった。


娘ふたりを保育園に迎えに行く。
妻が帰ってくるまで、食事をさせたり。