猿を積む

MONKEY vol.10 映画を夢みて


雨、それなりに降るなかマジメに小走って目的の電車に乗れた。
小走りは、マジメが肝心だな。止まらずに少しずつでも前へ。


車中のとも。
梅田悟司『「言葉にできる」は武器になる。』(日本経済新聞出版社


読みはじめたが、前半は、そうでもない。中盤以降に期待。


帰りは雨もやんでいた。
娘が発熱とのこと、急いで帰る。
急いでいるときに限って、寄道してしまうのはなぜ。
銀行振込や、本屋さんなど。(本屋さん!?)


購入。豊住書店。
中村明『日本の一文 30選 (岩波新書)』(岩波書店


今日こそは、お客さんが誰もいなかったので、
こないだの本を買う。問答無用でカバーをかけられた。
うーむ。カバーしちゃうと、ただでさえ積んでしまう本が、
積まれた山のなかで覆面かぶっちゃうから手が出なくなるんだ。


こないだ定期購読を申し込んだ『MONKEY』2年購読。*1
その最初の1冊が届いていた。『MONKEY vol.10』*2
特集は「映画を夢見て」。今回の表紙のおさるは、手塚治虫だと。
松本大洋のイラストが表紙のオリジナルノートも入ってた。
もったいなくて、使えやしねぇ。


スイッチパブは、けっこうネット特典とか推してきていて、
本屋さんで売ることに対してちょっと弱い感じがする。
現にぼく自身、こうして直接定期購読申し込んでるし。
村上春樹の単行本の、買い切りとか、いろいろと、
試してるのはいいんだと思うけど、反射的には、
ちくしょ、って思いますわな。


『MONKEY』は、出るたびに「おお!」って思うんだけど、
買うに至らないこともちょいちょいあって、今回の2年購読は、
安くなるっていうのもあったし、定期購読にしてしまえば、
ちょっとためらうような特集でもとりあえず手元にくる、
読むか読まないかは分からないけどとにかく、という、
そういう『MONKEY』への「よろしく頼むぜ?」、
という肩をたたく身振りも込められている。


+ + +


前川恒雄『移動図書館ひまわり号』(夏葉社)を読んだので、
そういえば、あの図書館のムック*3を、やはり入手しておかねばならないかもな、
などと思っていたら、部屋の堆積物(本)の中から発掘された。
買ってたんかい!*4パラパラとしてみる。前川氏の考えとは、
だいぶ違うんじゃないかしら、とハラハラして見る、が、
よく分からん。大阪市の図書館、行ってみようかな。