どこかでゴドーが待っている

読了。
鷲田清一「待つ」ということ (角川選書)』(角川学芸出版


初読のときも、ゴドーの登場に驚いたが、
今回も、「ここでかよ!」とびっくりしてしまった。
読み終えて、釈然としない感じ。スリルは味わったが、
うろうろしているだけのような感じもした。
前に読んだときは、もう少し、
「教わった感」もあったのに。


でも、もしかしたら、今回の印象の方が、
正しいのかもしれないな。またいつか、
再読するときも来るだろうか。
来なかったとしても、「待つ」ということに、
前よりもピントを合わせるようになれたかもしれない。


退勤直前、バタバタしてしまって、
気分がくさくさしてしまう。読む本もない。
鶴橋のブックオフに久しぶりに立ち寄る。


購入。ブックオフジェイアール鶴橋駅店。
藤田香織ホンのお楽しみ (講談社文庫)』(講談社


帰りの電車で、読む。
女のひとり旅、角田光代は出てこないのか。
同じテーマで、別の3冊を考えたりするのも、
楽しそうだ。・・・いや、3冊絞り出せるか?
苦しそうだ。