走って歌をききにゆく

ビートルズを聴こう - 公式録音全213曲完全ガイド (中公文庫)


慣れない伝票と格闘し、
気がつけば、時間ギリギリ。
携帯電話で乗り換え方法を検索し、
ローソンでアンパンを買ってホームでかじる。


小走りで、なんばの地下をゆく。
こんなんばっかりだなぁ。


それでも、がんばった甲斐あって、
開演に間に合いました。友達のライブとかでなければ、
初めてひとりで、ライブにきたことになるなぁ。
周りの席を眺めれば、他にもひとりの客がいる。
隣りに座った男性も、ひとりだ。


走ってのどが渇いて、ワンドリンクはビールにした。
優しい歌声に、ちょっと眠たくなったりしながら、
ライブを楽しむ。「おなじ話」を聞き終えたときは、
なにか芝居を一本観終えたような気分になって、
また、演劇を観に行きたいなー、なぞと思った。


ハンバートハンバートなんばHatch
野音DVD発売記念ライブ「DVDと、おなじ話」


実によかった。アンケートに、「ハンバートハンバート以外で
好きなアーティストは?」みたいな質問があったので、
BEATLES、と書いた。そう、勤め先には、
中公文庫の配本が部分的で、ビートルズのあれは、
入ってこなかったのだ。いったいどういう仕組みになってるのだ。


気になる新刊。
SUPスタートBOOK (エイムック 3105 START BOOK)』(エイ出版社
里中哲彦、遠山修司『ビートルズを聴こう - 公式録音全213曲完全ガイド (中公文庫)』(中央公論新社
岡村靖幸岡村靖幸『あの娘と、遅刻と、勉強と』 (TOKYO NEWS MOOK 479号)』(東京ニュース通信社


車中のとも。
石橋毅史『口笛を吹きながら本を売る: 柴田信、最終授業』(晶文社

自分の好きなことで誰かにしてやれることが、人柄といわれるものをつくるんじゃないかな。自分が好きだってだけじゃダメで、喋りが好きなら、飽きさせない話をできるようになる。やっぱりこれは、授業中に眠ってる生徒の顔をいかに上げさせるか、あそこから始まったんだと思うな(p.164)