大切にしていることは、なになのか

一人称で語る権利 (平凡社ライブラリー)


やめるか、と言ったから、
ツイッターやめてみた。
読書が、進む。


読了。
内沼晋太郎『本の逆襲 (ideaink 〈アイデアインク〉)』(朝日出版社


三度目くらいの通読。改めて、最終ページの、
ニコニコ笑っていたと思っていた内沼さんの、
細い目の奥が笑っていなくて、気がつくと、
太いナイフのようなもので内臓深くえぐられている、
血を流しているのもぼくであり、その映像を見ていてドキッとしているのも、
ぼくである、そんな風に突如獰猛な一面をさらけ出す締めくくりに、改めて、


深くため息。


「できるはずの努力や工夫」を、
したい。しよう。できるのか?


車中のとも。
長田弘一人称で語る権利 (平凡社ライブラリー)』(平凡社


本を読んでいて残念なのは、読みながら、
うとうとしてしまうとき。まどろみを得ること自体は幸福なのに、
きちんと読めていないままページが進んでしまうことのストレスよ!

わたしの日々というものを生き生きとかんじさせてくれるもの。それによって一人のわたしのいま、ここが活かされているだろうもの。それをじぶんにわすれないようにしたい、とおもうのです。(p.20)


13日生まれの娘の、健康だかなにだかを祝していると称して、
親が甘味を楽しむ毎月の行事のために、セブンイレブンでケーキを買って帰った。
来月は、12回に1度の、本祭りです。4年か。つまりそれは、震災から4年ということだ。