疲れネズミがふたたび『飛ぶ教室』を読むまで

飛ぶ教室 (新潮文庫)


思ってた以上に山盛りの雑誌入荷に、
開店前からお疲れモード。いや、その前に、
駅から店に向かう道ですでに疲れを感じていた。
12月の過酷な繁忙期を前に、蓄積疲労が我を蝕む。


しかも、昨日とどいていたはずの拡材が見つからず、
レジ中、バックヤードと駆けまわるネズミ一匹、ひとりずもう。
その間、着々と品出しを進めてくれるパートさん。


「環境に恵まれている」と、むせび泣きながら、
ようやく見つけた拡材をレジ内の雑誌山脈へと添えてから、
やたらと送られてきたムックの波間へ姿を消すネズミであった。


つづく。


今日のハイライト、保護したまいごの女の子がおしっこ行きたくなってしまい、
トイレ全滅の危機を乗り越えて、無事にすませて親御さんにお返しできたこと。
いやぁ、一時は、このまま育てなくちゃいけないかと思いました。
幼児とうまく交流できると、何かが回復されますね。ありがとう。


購入。
浦沢直樹長崎尚志MASTERキートン Reマスター (ビッグ コミックス)』(小学館
エーリッヒ・ケストナー池内紀飛ぶ教室 (新潮文庫)』(新潮社)


飛ぶ教室』、クリスマスに向けてのこの時期に、
とても面白く読めるお話です。読んだことない人はもちろん、
子どものころに読んで、なんとなく好きだったなー、って人も、
ぜひぜひ読み返してみてくだされ。あたしなんか、
この夏に読んだのに、も一度読むつもりですぜ。
新訳がどんななのか、ってのも、楽しみ。


車中のとも。
永江朗(046)「本が売れない」というけれど (ポプラ新書)』(ポプラ社

街の本屋からさまざまなものをむしり取っていったコンビニや郊外型書店やブックオフやアマゾンには、これからの街の書店の可能性を考える上でのヒントがたくさん詰まっているとも考えられる。(p.117)