傘を買う、本を探す

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)


久しぶりの雨。出掛けはこぶりだったので、
小走りで突破する。今日は雑誌の入荷が少ないので、
車内の予習も、さっさと終わる。本が読める。


車中のとも。
多和田葉子言葉と歩く日記 (岩波新書)』(岩波新書
二月十三日の日記、ドイツ語では動物の手足と人間の手足をさす単語が異なっている、
という話。「Sylt」という島には、学生時代に一度訪れている。
多和田さんは「ジュルト島」と書いているが、
あの時持ってった「地球の歩き方」には、
「ズィルト」と書いてあったような。


雨もあり、通常の平日に戻り、さすがにお客が少ない。
そんな開店直後、TVぴあの上に水たまりが。
周りの雑誌も数冊、濡れて死んでしまっていた。
昨日忘れていた、『‘Scapes 02月号』*1の注文をする。


帰りは、もうそうとう降っていたので、
傘を買うことにした。長らくビニール傘ばかり使用していたので、
ちゃんとした傘を買おうと思った。とはいえ、本代が減るのはイヤなので、
1000円くらいまでであったら嬉しいな、と店を覗くと、525円!


買いました。お店のおねえさんは、きちんと傘を開いて、
なにやらチェックしてから渡してくれました。すげー。
525円なのに。これまで買いまくってきたビニ傘代を集めたら、
高級傘も買えてしまうな、という思いつきは、さておき。


傘を買ったら、「おじさんのかさ」を思い出した。
小学生のとき、国語の教科書に載っていた。佐野洋子
いつだったか絵本のやつ*2を手に取ったこともあったけど、
教科書と違っていて、何か違和感を覚えた記憶がある。
そりゃ、教科書とは違うでしょうがよ。


帰りに、妻に頼まれた買い物をしに、なんばへ。
ついでに、ジュンク堂千日前店を覗く。初潜入。
講談社の『本』を探すも見つからず。『‘Scapes』を発見。
予想以上に面白そう。蟲文庫さんも載っているではないか。
注文してよかった。これは、勤め先で買うことにしよう。

*1:`Scapes (スケープス) 2014年 2月号』(ユニライフ・コミュニケーションズ)

*2:佐野洋子おじさんのかさ (講談社の創作絵本)』(講談社